2021年10月31日日曜日

古道具屋

 金曜日羽賀さんと二人、接合部の板取りマーキングして

切断は羽賀さんに任せて自分は蔓をとる。

一本梯子で少しのぼる。

地中を這っているランナーと違って固い。

微調整は針金使って蔓はその上を巻くお飾り。

蚊に食われて免疫ないから腫れてかゆい。

斜面がきつく解体の靴では滑る、登山靴持ってこないとつらい。

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きょう日曜日その蔓の始末をしに昼過ぎ2時間ぐらいく。

通り雨があって木曽山脈はもやっている。



今井さんは友達が来て最後の細かい施工方法チェックをしてる模様。

自分は買い物がてら古道具屋へ。

”あいてたー”

斧、鉈、反りがんなにおまけで5~6mmの突きのみつけてくれて

\5000。

古道具屋主人は羽賀さんの近所の人でみやげに自家製キウィフルーツをいただく。

これでいよいよ刃物の研ぎ、やらざるをえなくなりましたね~。

それとワイヤーのアイスプライスも。クリップ、亜鉛引きなら買ったがやすいけど、、、

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きのう大島さんとこへ今月の家賃持って行って、

”この1週間でキャンプ場のゲートめど立てば大島さんの

鉄筋✙メッシュやラス板 溶接やります”といっておいたけど

今井さん次第かなー。

帰りに大島農園の野菜はねたのいっぱいもらってきました。


木曽街道

 スーツ旅行さんの動画  木曽街道が一番いい。

奈良井宿;鳥居峠その先見てないけど。





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この動画を見てると

同化ユダヤ人と縄文人のちがいがなんとなく肌で感じることができる。

そのキーワードは ”商売上手か、そうでないか”

京都や奈良井宿がいい見本。

同化ユダヤ人は洗練された付加価値で一般大衆を魅了する。

縄文人は諏訪でいえば諏訪大社ではなく物部の守矢山。

商売へただけど捨てきれない縄文スピリチュアル。

ようするに生成りなのである。

どちらがどうともいえないし、その境目もわからない。

ただ肌で感じることはできる。

どちらも日本人である。







2021年10月28日木曜日

クワー、ワサビ―、センー

 今井さん音楽イベントで忙しい、今日明日と留守。

アボリジニーの楽器プレイヤー。

9時前に簡単なうちあわせする。

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切ったクワの枝の始末をする。

ゴッホの椅子の材料になる予定。


今井さんの奥さん出てこられて昼の差し入れいただく。

細い沢に案内される。



これなんだかわかりますか?


”自生のワサビ―!”


この沢は冬でも水が枯れない。

よくみたらクレソンも生えている。

この上流に人家なし。

クワ始末してから差し入れのおにぎりとお茶をいただく。

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きのう今井さんの大工の友達がきてGreen woood workの道具や

作品をおいっていったらしい。

彼はワークショップもやりたいとか。

大工だけあって銑(せん)も自分で作っていた。

大いに参考になりました。



四時すぎ上がってきてアパートの北側から東を望むと

赤石山脈がさいごの夕日に照らされていました。


羽賀さんに電話すると今日はどっかのおバーさんちのカキちぎり。

あしたの段取り。

今井さんいないから二人だけで蔓採集と板取。

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桑の木利用してゲート前後のささえに蔓をつかう予定。

ゴッホの椅子の座板部分も蔓で編むつもり。

ゲートの梁の接手や柱との接合部分(ガゼット)をヨットのデッキに使った

マリングレードの合板端材から切り出す。

早めに仕事おわしてオイルと古道具買いに行きたい。




2021年10月27日水曜日

中山道スーツ旅行

 オイル交換30分ぐらいで終わると思っていたら

おおまちがいでした。

よくよく考えたら山形まで買いに行って、以来一度もオイル交換自分でやっていない。

やろうとしたけど病み上がりで力が入らなかった。

それよりも車高が低くてガードだらけで両手が使えない!

だからオイル交換は自動車屋やオートバックスに任せっきりだった。

エンジンうしろについてるのに前からもぐりこんだり、

後ろから潜っても3tジャッキ目一杯上げてやっとオイルパンの

プラグ見つける始末。

それでも車高低くて肩が回せない。片手ではメガネレンチささえられない。

最後、アシで!レンチおさえて大きいモンキーでたたきました。

こんなのはじめて!

四国行って、町田から3往復、伊豆にもいってるから5~6000km走ってるはず。

限界近い、しかし1Lぐらい足らないLowレベル。

2時間ぐらいかかって、まいったまいった。

スバルは意図的に車高低くしてるとしかおもえない。

今度やる時はバタ角ひいて乗り上げさせよう。

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スーツ旅行さんがこんどは中山道をバッテリー自転車で旅行してる。

関東平野はみなれた風景だけど長野県から先はどうなるの❓。

東海道より楽しいのは間違いなさそう。



無風 くもり

やけに温かい。

Facebookのニュースは大紀元とタス通信だけにしてるけど

政治や軍事ばかりでほとんどパス。

金細工の素晴らしいのが、きのうきょうニュースに出てきて目を引きました。

オランダやドイツの裁判所がウクライナに帰すべきだといってる。

ヨーロッパ諸国がロシアに圧力かけてるかたち。

いつもながらのことではあるけどその金細工はスキタイゴールドと呼ばれてる。

イラン系遊牧騎馬民族、黒海から北側に帝国を築いていた古代民族。

BC6~5世紀に最盛期。

馬は6000年前から家畜化されていたけどハミ、轡の発明はいつごろか不明。

いずれにせよ騎馬軍団でお互い侵略しあって2~3000年近く殺し合いをしてきたのが

ユーラシアの歴史。

そんななかで墳墓の中から出てきた金銀財宝を保存収集し始めたのが

ロシア皇帝コレクション。その帰属をめぐるよくある話。

つねに血の海、残虐な歴史の中でさえ、

よくぞこのような美術品が作り出されるものだと感動してしまう。

それはヨーロッパのクラシック音楽にもいえる。

”人間的、あまりにも人間的な” 芸術の歴史。

その理由はたぶん ”地球はゆっくりとしか回らない” からかもしれない。






2021年10月26日火曜日

雨休み


 きのうは朝から雨でメーターの差しとデッキ合板の端材をもって今井さんのところへ。

細かい段取り打ち合わせして帰る。

入れ替わりに横浜ナンバーの人が来る。

道祖神の上の桑の木どうしても邪魔な枝があって切った。

”道祖神が自ら神様パワーで枝が当たらないよう避けた”と今井さんは喜んでた。

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帰ってから桑の枝の材料もできたことだし ”生木工作” の準備をネットで確認する。

紙ひもの編み方ちぇっく、なるほどと了解する。

銑(せん);両手でもって手前に引いて削る道具、Amazonでも売ってた。

厚めの手斧と長めの片刃の鉈、古道具屋で買う。

軽い鉈、刃を研げば銑代わりに削れるんじゃないか?

ほぞ穴は電ドル、10mmの錐を使う。

あるもので間に合わせる。

しかし今日も古道具屋休みだった。電話で確認してからいかないとまずい。

差し当たって道具はそれだけでよさそう。練習、試作だから、、、

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椅子づくりで自分の気に入ったかた3人。

ジョージ ナカシマ、徳永順男(としお)、吉良修のお三方。

かってにニックネームをつけて覚えました。

ジョージ、、、父はもと侍、福沢諭吉の門下ジャーナリスト、母はもと宮中女官。

       バウハウスを嫌い、フランクライトとも袂を分かつ。

       ノーブルと呼ばれるだけの理由があったのでしょう。

       たしかに岡本太郎よりはノーブルな気がします。

徳さん;  播州三木、鍛冶屋のメッカで一人の玉鋼を作るカンナ職人に出会って

      サンドペーパーを使わないカンナ仕上げにかわる。



      アイロン曲木も公開して広めようとしてる。

      自信のある誠実な工房を三木市で経営されてるようです。

      

 キラポン;自分でそう言ってたような気がする。

      ユーモアがあって畑万次郎画伯にもどこか似てるような、、、

      http://www.kiraosamu.jp/eda_kagu/index.html    

      

      http://www.kiraosamu.jp/eda_kagu/eda024_maguro_kanban.html


      ほそぼそと震えるような駆け出し時代、作品に現れてますね。

      オープンマインドで明るい!!

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            これきのうの木曽山脈





これ今日の赤石山脈


きょうも雨が残りそうだとの予報は外れ、洗濯物からからに乾く。

今井さんは二日がかりでどこかのイベントに行ってしまった。

自分と羽賀さんは休養日。

四国以来オイル交換してない!あしたやろう!


2021年10月23日土曜日

秋葉街道  道祖神

 伊豆とは違って石が重い!!

ほとんどが変成岩、花崗岩の類。

海底火山の火山灰が固まった凝灰岩だらけの伊豆と違う。

軽くて火に強い伊豆の石。

L型の側溝のふた厚さ7~8cmx60cm

重くて一人で持ったら腰に来る。二人がかり。

羽賀さんの家に大量に残ってる軽量ブロックを持ってくる。

砕いて隙間埋める。

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山の斜面を削ってるから幾らでも岩石が出てくる。

100㎏近いのもあるから今井さんは重機かりたがってるけど、

1トンの手動巻き上げウインチ勧めてる。

それと1tのチェーンブロックに三股(孟宗竹でもいい)

飯田のリサイクル屋でブロック(滑車)\2000で売ってた。

チェーンブロックも中古でいい。

マックスプルの手動のウインチ1トン用8mmワイヤー40m。

マックスプル社、世界のトップブランドなんだけど実際見たことない。

5万円前後。

トタン板にパレット材、木馬(きんま)がわり。

ブロック(滑車)使えば割石、岩石、斜面を引っ張り上げられると思う。

自分が買ってもいいと思ってる。

今井さんはチルホールもってるけど時代遅れだろうと思う。

がっちゃと変わらない。

ただマックスプル使ってるの見たことないからなー。

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重い材料だいたい運び終えて二人が外に出てる間に自分が石を積む。

やったことないけど適当に山、土手になってる。

ゲートの柱近くに大きな石があって柱の押さえにいいなーと思っていたら、

今井さんが ”とんでもない、これは道祖神なんだよ!”

彫ったあとがほとんど消えてる。

”これは秋葉街道の道祖神、いじったり動かしたら祟り、罰が当たる!”

ってことはこのキャンプ場のど真ん中を秋葉街道が通ってたってこと❓

”そうだよ、子供んときの村の道はみんな馬が通る道、この家建てるときも

資材はみんな馬が運んだんだよ”

秋葉街道は秘境なんて言われてたけど武田の軍用道路。

馬車ではなく馬一頭が通れる道。

何十年前までは各農家が馬を飼っていた。馬頭観音もそこら中にある。

棚田を作る時はいくらでも縄文遺物が出てきた。

八が岳山麓や諏訪のような大きな遺跡はないけど。

縄文人の住んでたとこにキャンプ場作ってるなんて

ロマンチックだねー。

陣馬形山は単なるのろし台じゃない、縄文人にとっては神。

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その流れで諏訪神社、”あれはユダヤの神様、祭だ”という。

若い人たちにはかなり一般化した認識になってる模様。

忍者ハットリくん、服部時計店、精工舎、エプソン。

東洋のスイス!

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それはいいとして縄文の自然を楽しむ。

赤石山脈の峰々は今日も雪かぶってました。

木曽山脈の頂に陽が沈むころ、ふもとの台地はすでに夕暮れでした。

カメラ持っているけどいそがしくて、、、

あしたは何とか先が見えるだろうから帰り写真撮っておこう。






2021年10月22日金曜日

3万本の苗

 2日と半で終わり。何人も手伝いが入ったり出たり。

昼から雨の予報、少しぱらついたけど昼前に終わる。

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昼過ぎ郵便局行って住所変更とひび割れキャッシュカードつくりかえ。

それまで通帳、不便でした。

今井さんのキャンプ場つくり段取りどうなったか確認しに行く。

羽賀さんが手伝ってくれてるんだけど重いものだめ。

話聞いたら ”あぶない”

6mのパレットあきらめて小さいので分割にするらしい。

あのごっつい感がなくなるのは惜しいけど安全第一だからしかたない。

ゲートのキャスターが通る土台、山から出る割れ石を積んで水平出して

モルタルで固める段取り。

土木仕事、やってみないとどうなるか予想つかないけど

明日10時から始める。

斜面を10~20m手箕ではこぶ! 他に方法がない。

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燃料入れに行って買い物。

雨上がりの山脈のなんぼんもの尾根筋に雲が流れ、這い上がってる。

モノクロにしたい。カメラ出したら ”充電してください” だって!

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あしたは弁当持参で車の中でお茶を沸かします。

玉ねぎ畑は車で2~3分、昼はアパートに帰って食事。

都会では想像もつかない通勤時間。

畑は柔らかい土、造船所の固い鉄板じゃないから四つんバイで

いざって進むこともできる。

皆さんの姿勢見習いながら何とかついていけました。

山は雨が雪になって麓では小雨。

そのうち寒くなってくるのでしょうが林が風よけになってて

ほぼ無風。

天気図みても風吹いてるのは海の近くと平野。

内陸部は吹かないね~。その分冷えるんだろうけど。

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大島さんと”アイヌの熊”のつながりがわかりました。

社会人になってから農業研修で2年間、名寄の南、たぶん士別町に住んでいたみたい。

下川町のスキー場、ジャンプ台もご存じ。

雪がアスピリンだから強風が吹くとすぐホワイトアウトになるとか。

若い時の北海道経験が青春の思い出なんでしょうね。

若い人たちの話を聞くと ”あさぼし、よぼし”という死語になってる

農民のフレーズが

骨の髄までしみ込んでる経営者のようであります。

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あしたからしばらくは今井さんのキャンプ場つくり手伝い。

手探りの土木工事です。

朝寒いから10時から、、、そだね。



2021年10月20日水曜日

農業とは

 淡々と、黙々とやるもんなんですね。

3万本の玉ねぎの苗。

大島さんと二人。手の空いた若い人が昼前と夕方てつだいにきた。

見上げると木曽山脈も赤石山脈も昨日の雨が雪になって白くなってた。

昼間ポカポカ陽気、土は柔らかい。

溶接とおなし片膝おって苗をマルチの穴に差し込んでいく。

たんたんと もくもくと。

おたがいちかくに来た時少し話する。

例の溶接の件;

”遊びなんだけど、、、” なんどもことわられる。

仕事の帰りその作業場というか遊び場というか建物に案内される。

鉄筋メッシュ、ラス板、8mm丸棒、直角クランプほかバイス、、、

そして金指君も言ってたノンガス200v溶接機。

遊びなんだけどの意味が溶接機みて即分かりました。

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じゃかごみたいのを作って石を入れる。

地元の花こう岩ではない割石。

何に使うか?河川ではない。

ラス板のほうは動物の檻みたい、、、

端のほうに熊が入ってた。

アイヌの木彫り熊、子熊ぐらい大きい!!

これが趣味?らしい。あと5体ぐらいあるとか。

人の心はまさにワンダーランド。

自分が溶接やってると時間がなくて、、、

わかりました、わたくしがやりましょう。

玉ねぎあと少し、その次サツマイモの収穫。

そのあとでやることになりました。

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今井さんのキャンプ場のほうはもう一度段取りしなおしたら、

やることいっぱいでかなり時間かかることを自覚したらしい。


人につかわれるのではなく自分で営業、経営するとなると

そうとうの努力がいるでしょう。

手が空いたら手伝いに行くつもりです。




2021年10月19日火曜日

キャンプ場ゲートつくり


夜中雨降ったみたい。




 羽賀さんからキャンプ場つくり手伝ってほしいと連絡あって、

けさ大草へ行って見る。

きれいに草刈りしてあって獣除けの金網フェンスはずしてある。

今井さんと羽賀さん二人の話がうまく通じてなくて、

買ってきた材料何点か返品交換したりしてた。

図面なし、材料資材曖昧なまま、現場合わせ、やっつけ仕事になりかかってました。

部落から早く獣除けネットはるようにせかされてるからしょーがないか。

今井さんと話して観音開きかスライド式かきめる。

ゲート幅4m、レール8m、桑の木が邪魔してて少し切る。

見たこともない6mぐらいのパレットを使うという。

木材の乾燥用に使われていたもので煤、燻製、オイル 風?

100㎜角の柱セメント枠(市販)30cmぐらいにたてるつもりらしい。

傾斜地の柔らかい斜面、1m以上埋め込まなきゃ、、、

水性塗料、、、1,6リットルx2

うしろ山側に筋交いとって100kg以上のパレット横にスライドさせる。

上からつるすのではなく側溝のふたみたいの敷いて、その上をキャスターで動かす。

重量あるから転倒防止のためにゲートの梁のちかくに、

6㎜ワイヤーをはり滑車をながし、それにパレットの数か所を吊るす。

すべてゲートの外側を通す。キャスターのレール未定。

ゲート車通るといったけど重機だけなのか、乗用車もなのか不明。

段差大きいと乗用車ムリ。

山の水が土砂を流すからあとで対策必要。

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以上漠然と概略計画し今井さんと羽賀さん二人は資材の買い出しに行きました。

自分は古道具屋でノミ カンナ探し、、、が休みでした残念。

何を作るかというと生木で作る ”ゴッホの椅子“ です。

刃物を使い慣れた小中学生なら作れる❓

青い部屋のベッドと小さい椅子のゴッホの絵。

10年以上前greenwood  work(生木の木工)といって流行ったらしいです。

オノとナイフがあればできるらしい。

座板の部分はその辺の蔓で編めばいいでしょう。

生木はかわくと縮んで乾燥させた臍を✙0,5㎜大きくして叩き込めば、

けっこう実用になるそうです。心配ならダボや竹釘、くさびを打ち込んでおけばいいみたい。

ちょうど桑の枝おとすからそれ使います。たらなきゃそこらの木を切るようです。

鉈や斧で割いてとるから半分ほど捨てることになるでしょう。

あちらこちら見たらハンモックが吊るしてあったり、船のデッキチェアーがありました。

キャンパーは非日常を経験したい!?

ならばデッキチェアー模造しましょう、生木は曲げやすい。

キャンバスのかわりに蔓、、、乱れ編み、、、だれにでもできる。

こどもも遊びに来るだろうからちょうどいい。

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ゆくゆくはサンデッキ広いのつくって下から上がってくる人が

一目でわかるようにしたらいいなー。

急斜面だから見上げても緑の草の土手しか見えない。

陣馬形山からおりてくるときはキャンプグランドが見える。

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まだ時間があるから役場へ行って

マイナンバーカードもらってこよう。

あした8時からキャンプ場つくりの手伝い。




2021年10月16日土曜日

大から小まで

 風土にあわせて大胆、繊細にものを形作っていく。

中世、古代の仏師たちとはちがうけど自然を敬うのはかわらない。

一緒に働くどの国の職人たちもそれに気づいてる。





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フネをつくるために木を曲げたり、釘を使わない接着はやったけど今はいろいろやりかたが

ふえてるようです。

セーリングカヌー作ってるとき一番先に

スプルースがシロアリにくわれちゃうし

木への愛着なんてほとんどない。

あるとしたら現図を引くために使ったバテン(3mぐらい)が青森ヒバの正目で

ナチュラルカーブを描くのに素直で使いやすかった。

中空のマストを作ったときはカナダのスプルース、削りやすかった。

そんな程度。

南伊豆の木工家には倒れた木の瘤や杢、娘のために植えた桐が不要になったから

伐って捨てられたのなんかをすぐ連絡してあげて喜ばれてた。

むしろ自分で驚いたのは桐箱に入った大正時代の下田芸者の5分割三味線の棹、

紫檀か何かでつなぎ目が見えないくらい精密。

それともらいものだったけど雪国の農家の衣装箱、茶箱ぐらいに軽かった。

宝島に出てくるようなぶ厚く重ーい金具だらけと大違い。

一茶並みに軽ーい、それだけ粗末だったのかもしれない。

欅の文机もビールケースとコンパネにかわってしまった。

バンクーバー、ラードナーのユダヤ人の家具屋に間借りしてた時、

立って手紙を書くんだろうけど木の車輪が文机ついていて珍しかった。

床が厚い、固い木なのはすぐわかった。

しかしアパート住まいの時は3階建てでも木でつくってあるから、

いくら厚いいカーペット廊下にひいてあっても人が歩くたびに

ギシギシうるさかった。

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まー、椅子の木工なんてなんもわからない。

図面がないしごと、、、非ジョーに困るんだよねー!!











2021年10月12日火曜日

はじめての雨、少々

 昨日の夜、雨の音がしたような気がするけど、

おきたら雨。


昼過ぎには晴れて湿気タップリ、でも洗濯物干しました。

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伊那谷の古墳時代中期からの急発展のミッシングリンクの

キーワードが諏訪神社でなぞがとけたのですが、

木曽谷も伊那谷と似たような環境だったようです。

つまり膨大な森林資源の搬出運送は、木曽川が中津川下って

濃尾平野の北東、八百津町まで来ないとゆるやかにならない。

そこからはじめて筏の流し送りができたようです。

大木は山の現場で割いて、あるものは先を削り尖らし、山から落とす。

小径木は木馬を組んでおとす。

浅瀬に丸太のダムを組んで一気に鉄砲水のように流す。

伊那谷と同じ。

しかし名古屋の河口に集まった材木の量のすさまじい多さに驚かされます。

いまの本牧や木場の貯木場なんか比べようもない。

途中で洪水なんかにあって田畑に流失すると尾張藩の役人が血眼で掟破りの

盗難を取り締まる。

しかし農民は穴掘って埋めてすぐ砂かぶせちゃう。

うーむ、さすが!

****

東洋のスイス 諏訪。

岡谷含めて精密機械工業が製糸業のあとに

続いてほんとにスイスみたい。

富岡の製紙工場があった群馬とよく似てる。

タックスヘブンの大銀行がないだけ?

地味だけどハイテク企業がいっぱいあることに

太平洋側にすんでるとなかなか気が付かない。

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紙つくりのチャンス模索してるけど材料の入手に

踏ん切りがつかなかった。

というか紙そのものに対する認識が曖昧混乱したままだったのです。

日本画と洋画の違い、和紙と洋紙の違いみたいな混乱。

大好きなごま国産1~2%あとみんなチャイナ産。

和紙1%あとみんな洋紙。

ならば漂白剤使おう!!!

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https://museum.bunmori.tokushima.jp/kiyo/2016/26_87-95%20Ogawa.pdf

https://www.jfpi.or.jp/files/user/%E3%81%B7%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%B4%E3%81%82%E3%80%80part3_03_007.pdf


どちらの方も実践や長い経験から話をされていて味わい深い文章を書かれてます。

伝統にしがみつかない、新しい実験を切り開いておられます。

どこにでも生えてるお馴染みのつる草をパルプにする、、、、

自分には一番シンプルなチャンプルー、ハイブリット。

縄文と同化ユダヤの融合みたいじゃないか!!

2021年10月10日日曜日

諏訪神社と伊那平

 中川村誌で古墳時代中期から馬の牧場ができて画期的な発展を遂げる、

その由縁が欠けていて残念だったのですが、ありました。

”諏訪神社” です。

伊那平にたくさんありました。

https://www.google.com/maps/search/%E3%80%80%E4%BC%8A%E9%82%A3%E5%B9%B3%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E6%9D%91%E3%80%80%E8%AB%8F%E8%A8%AA%E7%A5%9E%E7%A4%BE/@35.5544755,137.4119408,9z/data=!3m1!4b1

****


そして中川村 上宮の外縣神社は諏訪の祭神タケミナカタの神社でした。

http://www.komainu.org/nagano/kamiinagun_nakagawamura/KamiTogata/kaminomiya.html

これでじゅうぶん。

氏子になってもいいくらいの気持ちです。

縄文人と同化ユダヤ人が見事に融合してる。

岡本太郎は諏訪に何十回も通って、止めるのもきかず御柱にのせてもらう。

その時のセリフ ”死んだっていいじゃないか”

ソルボンヌで人類学学んだだけのことはある。

その点でピカソを超えたといえるかもね。

2021年10月9日土曜日

中川村誌

 昨日、駒ケ根の警察行って住所変更届したかえり、

中川村の図書館よって、”伊那平の地質と歴史をしりたい”と

司書の方に相談する。

図書館自体は小さいのだけど選んでもらった本を仕分けしていくうちに

だんだん専門的な本を出してきてくれました。

さすが ”郷土史の長野県” を誇るだけあって

膨大な長野県史の書籍棚まで案内してもらいました。

500ページちかい中川村誌 上、中巻だけ借りてきました。

平成18年発行、カラーグラビア,ケント紙仕様です。

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やはりそこらじゅうの山、花崗岩だらけ。

ながい間に風化して真砂土になってるところが多い。

伊那谷の河岸段丘は天竜川の浸食でできたと昔の教科書では教えていたけど

木曽山脈、伊那山地、赤石山脈の盛り上がり,隆起でそうなった。

日本列島では一番もちあがってるらしい、0,3~0,4mm/年 x何億年?

自分の住んでる針の平が伊那平で最高の隆起!

もちろん構造線を挟んだプレートの沈み込みと持ち上がりの

プレートテクトニクスなんだけどなぜプレートが動くのかの説明はない。

ここ10~20年でプルームテクトニクスが確立されているけど郷土史には

まだ出てこない。

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石器、縄文土器、遺物、遺跡多数発掘されてるけど小規模。

人口が少なかったんでしょう。

天竜川と木曽川、舟運と中馬(馬による輸送)の歴史が秀逸でした。

古墳時代中期に突如として馬の牧場ができて馬の生産地になっていきます。

宿駅、街道がにぎやかになっていきます。

諏訪湖から舟運を開こうとするも天竜川の水を農耕に使うための堰を壊したら

農業、中馬が成り立たない。扇状地、台地で放牧する馬の大生産地だから

舟底の浅いさっぱぶねを使ったりしても立ち消えになってしまいます。

木材は製材、大径木を小さく割って日を決めて諏訪湖から磐田の港まで

一斉に流し、それを管流しといったそうです。

木曽川のように筏や舟の運送はできず、馬(農耕馬、駄馬)が明治まで活躍、独占したようです。

本街道としての中山道は公の道で、脇街道の三遠南信の天竜川沿いは商用民間。

大名や皇室の行列となると千~万人の行列で天竜川沿いの人間たちが石高で割り振られ

徴用されてます。村長たちの負担は大きかったことでしょう。

いまでこそ広い153国道ですが昔は馬がすれ違うのさえむつかしいぐらい狭かったろうね。

古墳時代中期、馬を持ち込んだのはだれか何にも書いてない。中山道群馬には多胡羊太夫。

名古屋、岐阜から遊牧民系の同化ユダヤ人が馬(軍馬の必要から)を持ち込んだことでしょう。

馬がいれば養蚕、絹糸の生産も群馬同様広がったことでしょう。

自然災害では広い平野や盆地が海のように浸かる被害ではなくて

急斜度の山、渓谷から土石流が崩落し、天竜川に集まる支流の水が川沿いの田畑住居を

打ち壊す激しいものだそうです。

北アルプスの稗田山の山体崩落による姫川の堰止め洪水や、宮崎の高千穂峡の

鉄橋、駅舎ごと流失、鉄道廃線みたいに山間部の洪水、山津波は想像つきにくいです。


自然環境の厳しいところだから、穏やかな美しい日常のメリハリがあるともいえますね。

****


ほんとはゴミ出しパンフレット読んでゴミ出しだったのですが

ついつい、興味のないとこは飛ばして2冊とも読んでしまいました。

昼過ぎPC電源入れたら 異常―!画面が出ない―!

すぐマウスに電話、対応済ませるも5年ぐらいでdisplayに線が入ってきてる。

寿命近いかも。外付けHDにバックアップしておこう。

ふーうっ。


2021年10月2日土曜日

村役場

 もろもろの手続きやって、今できないのは落ち着いてからにする。

ゆくゆくは大草のほうの古民家探してもらうつもりです。

そして”できれば中学の英語の教科書1,2,3の読書会みたいの

ボランティアでやってみたいです”といったらすぐ教育長に連絡とって

”今ちょうど不在です、、、”とか。

英語話す人いっぱいいるのにnetを英語で検索する人すくなすぎじゃないない?

既存のマスメディアを疑わない人は、自分を疑うこともしたがらない。

この世の不可知、相対化は即、自己崩壊につながると思い込んでるのかな?

万物は生々流転するにも拘らず ”和をもって貴しとなす” と

理想を掲げて生きてゆくことは自分の感覚に合っています。

中学校英語からインターネットにつながっていくことも一つのきっかけとなるでしょう。

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羽賀さんに案内してもらって飯田市のリサイクルショップへ行く。

最低限のミニサイズ。

リニア新幹線が南アルプスのトンネルを出てくる町、飯田。

帰ったら今井さんも待ってて洗濯機、冷蔵庫2階に上げるの

手伝ってくれた。

夜疲れて電気つけたまま熟睡。

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朝タバコが切れて ”車で”買いに行く!

地理を覚えるためにあちこち通ってコンビニへ。

アバウトに言うと伊那平は南北に延びる盆地。

西に木曽山脈(中央アルプス)東に南アルプス。

北に諏訪や松本の山地、南に天竜川沿いの山地に囲まれてる。

冷えるだろうけど雪は少なそう。

でも近年温暖化のせいで雨、雪ふえてきたらしい。


JR飯田線の踏切

うひょー、空木岳と南木曽岳のあいだの崩落。

ついでに東側の陣馬形山行って見る。

むかしと違って大草の道路もキャンプ場も整備され、

地域おこし協力隊の若い男女が雇われ常駐してる。

自分が住むことになった針の平、片桐がどこだか逆光で見つけられない。

帰り今井さんの奥さんと久しぶりに会って話す。

”シルバー人材で働くより大島農園で働かせてもらったら?”

とすすめられる。

無くなったご主人がきれいな森にしていた山を息子さんはやる気がない。

蚕、桑畑もご主人と二人やっていた。

冬場仕事のないときおバーさんが絹の綿をつくって暖かいふとんを作っていた。

”箕輪の高校生が楮で紙づくりしてるニュースがあったけど、

ここらでも楮育てられますか?” ”できるでしょ”

今井さんとこより上に人家はないから

晒し洗い出来そう。

”木工かなんかやらないの? ”南伊豆の沼田さんにきいて瘤や杢利用したロッキングチェアー

かんがえてみます、、、脚がないあぐら専用ロッキングチェア!?

小型のユンボを大島さんから借りている息子さんが”重機のアーム根元が動かない

見てくれ”といったけど相当古い、自分にはむり。

大島さん夫妻は信州大農学部の同級生。人柄優しく働き者と奥さんの弁。

むかし大学の同級生の清水君に呼ばれて箕輪の彼のうちに行ったことある。

庄屋さんのうちみたいな古いうちで白い長壁が印象的でした。

お父さんが信大農学部の教授で教え子さんたちが信大の演習林を案内してくれた。

はっかの蒸留器を一目で言い当てて驚かれたけど朝日ジャーナルに”日本の林学など存在しない”なんて記事読んだばかりでハッカの蒸留器もその時見たのでした。

同学年だから卒業したら就職はどうするか聞いたら、みんな名古屋で国家公務員になる

といってた。清水君は信濃毎日希望。

みんなさんすでに定年退職、どんな人生送られたのかまるで想像つかない。

翻って自分はこれから職探し、就労のつもり。


盛りを過ぎてしまった今井さん宅の菊みたいなコスモスみたいな花。

懐かしいネルソン カバキーニョ  ”アモール  ぺルフェイト” 完全な愛


ウーアモーレ コモア  フロール
キナシ モリ  クアンド ナウ
シスペラ

愛は花のようにさいてしぼんで死んでいく、、、

女は庭の花を置いていった、カバキーニョは捨てられた男の心を歌う。

秋です。






Facebookをあけると古代の遺物のほかに絵画がいやっというほど でてくる。 グネグネのゴッホのほかに ピンボケのモネ、べた塗りのゴーガンその他、、、 保存するのはゴッホだけ、古典の巨匠たちもたまに出てきたらほぞんする。 それでも気になるのがあるとついつい見てしまうのが 湿度0...