Facebookのニュースは大紀元とタス通信だけにしてるけど
政治や軍事ばかりでほとんどパス。
金細工の素晴らしいのが、きのうきょうニュースに出てきて目を引きました。
オランダやドイツの裁判所がウクライナに帰すべきだといってる。
ヨーロッパ諸国がロシアに圧力かけてるかたち。
いつもながらのことではあるけどその金細工はスキタイゴールドと呼ばれてる。
イラン系遊牧騎馬民族、黒海から北側に帝国を築いていた古代民族。
BC6~5世紀に最盛期。
馬は6000年前から家畜化されていたけどハミ、轡の発明はいつごろか不明。
いずれにせよ騎馬軍団でお互い侵略しあって2~3000年近く殺し合いをしてきたのが
ユーラシアの歴史。
そんななかで墳墓の中から出てきた金銀財宝を保存収集し始めたのが
ロシア皇帝コレクション。その帰属をめぐるよくある話。
つねに血の海、残虐な歴史の中でさえ、
よくぞこのような美術品が作り出されるものだと感動してしまう。
それはヨーロッパのクラシック音楽にもいえる。
”人間的、あまりにも人間的な” 芸術の歴史。
その理由はたぶん ”地球はゆっくりとしか回らない” からかもしれない。