2021年7月30日金曜日

GO Gotenba

 雨を見越して下調べと、防水📷のためし撮りでGO Gotenba.

246がら空きで秦野あたりから降り出す。
小山の道の駅で4~5時間仮眠。
自衛隊の学校や駐屯地の間を通って御殿場登山口へ。
緩やかな登り坂が延々と続く。
雨でも動ける用意はしてきたけどなかなか外に出る気になれず
車の中で寝っ転がる。
そうこうするうち雨がやんだので外に出る。
軽石の粒だらけの上り坂を延々と歩く。

”富士山には尾根がない!”
”あるのは上り坂だけ!”

何度も休憩しながら、双眼鏡で見てはカメラを弄り回す。
動画の録音がどうなってるか不明。
三脚なしで大丈夫と思っていたけど両手がふさがって
何かと不便でした。

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2021年7月28日水曜日

2020

天気と道路情報を聞くためにラジオをつけると

2020オリンピックを放送してる。

わずかにわかったのは女子のソフトボール。

サングラスをかけた20歳の投手が6連続三振を取った。

延長最終回、ベテランのキャプテンがセンター越え?の決勝打を打って

勝利! すごーい。


台風は北へそれ大雨はなさそう。

森林行政は民間の圧力が増して変更を求められつつある。

しかしヤフーニュースは50年で皆伐、大型機械導入の従来通りの行政推進策を

たれながしてた。

気候変動、東北の3.1以降プレート、マントル活発化の時期に入ったのは

どうも間違いなさそう。

専門家たちは東南海大地震30年いないを予測してる。

すべて人智を超える自然現象、どうやって生き残るかそれだけが問題。

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全国に内陸、臨海工業団地を作り工業高校、高等専門学校を作り

豊かな産業構造を作ったおかげで日本の高福祉がささえられている。

それとおなじように

農林高校、林業高等職業訓練校を全国に作っていけば小規模、永続性のある

林業が可能となりそうな気がします。

もともとすべての森林が天皇家のものであった時代から、律令が敷かれ永代所有の

私有財産制ができ、明治には天皇家の森林がすべて国有林になって

いくらか近代化したとはいえ、海も田も山も やおろずの神々、祖霊神話にみちみちています。

官僚も簡単に手を出せない非合理な世界のようです。

戦後?ユダヤのグローバリストたちは地球の人口爆発を危機と感じて

さまざまな対策をしてきました。

最終的に彼らの計画が失敗に終わりそうなので火星への移住計画を

はやくから探究してます。

合理的ですね~

日本では林業の崩壊につれて山里、山間部の産業が消える寸前です。

https://xtech.nikkei.com/dm/article/COLUMN/20090527/170817/

https://xtech.nikkei.com/dm/article/COLUMN/20090527/170818/

デジタルプリンターで写真用の和紙を使って一番気に入ったのは

耳付きの超厚手の和紙でした。額縁いらずで自分で立っています。

ただ耳付きは縁が直線でないため印刷がゆがみ、

綿毛が散らばりインクが飛び散ることが何度もありました。

薄手なら細竹にぶら下げて平面を保てます。

とにかく単価が高いのが難点でした。

自分で和紙を作ってプリンター用の液体を塗ればいいのですが

楮、ミツマタどこで栽培する?輸入材を束で買えるけどたぶん高いでしょう。

奈良の吉野で楮ミツマタそして葛でもなくて杉ヒノキの内皮から和紙を作る人が現れた。


http://kuzunosato.jp/self/uewashi.html


栽培しなくていい、丸太の皮剥ぎ、皮だけをもらってくる。

和紙の作り方はどこでも同じ。人力だけでやれば機械工具はいらないと思う。

A4サイズの木枠とすのこ作れば、乾ノリとかわらない。

プリンターとの相性は厚さ、左右の直線が問題ではあるけれど、、、

ランプシェードを蔓で編んだら漏れる光が目を刺して和紙にはかなわない。

立体、ボールも和紙で作れたそうです。

廃棄処分の杉ヒノキの皮から和紙が作れるならやってみる価値あり。

繊細なものは無理としても障子紙、壁紙クラスでじゅうぶん、絵画、イラスト、

インクジェットに和紙のよさがつかえそう。

自伐型林業にピッタリの副業、和紙作り!


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気候変動は止まらず

やがて山里に人が移住してくるでしょう。

森林、山体崩壊を防ぎながら薬草採集、マタギ、和紙作りetc、

農業などの副業をもてれば100年1000年に一度の災害も

サバイバルできるんじゃないだろうか。

どこが危険って大都市以上に危険なところはないんじゃない?



2021年7月21日水曜日

遊行柳

http://nasu-bunka.jp/072-2/ 


芭蕉の俳句で一番好きになった句。

なぜそうなったか?

テンポがいい、リズムがある。

初め一茶の句かと思ったぐらい。

ふるいけや、、、の中身なんかどうでもいい。



全人類共通、普遍の典型、 リズム。

阿頼耶識、不易流行の典型、リズム。

へたな考え休みに似たりですな、、、

身体が覚えてる。




2021年7月19日月曜日

猛暑

 昼寝どきにこんなリハーサルセッションをみる。

チャックベリーのどきもを抜いたエタジェームス。

ゆっくり盛り上がっていくgroove、

泥水の中を歩いてきた泣き笑い、彼らに似合ってる。


北米で一番好きな歌手 エタ ジェームス


こちらは一瞬、時間が止まった世界を予感させるにもかかわらず、

彼女は若くしてこの世を去ってしまった。



そして

チャックもエタ ジェームスもいってしまった。

まるでそれが不変の掟かのように。


紡ぐ、織る、染める(Spin, weave, dye)



 これらは繊細で忍耐強い、女性の仕事と思われるとおもいますが、

男性も相当いるはず。

自分はずぼらなほうなので 鼻からだめです。

カナダで見た防寒着がほとんどニットのウール、

オーバーズボンがツイードのだぶだぶ、ゴム長のインナーが厚いフェルトの

時代、漁師のサーモントローラーの漁船が木造だった時代。

サーモンの値段が30セント/poundの時代カナダにいた。

ジャニスジョプリンみたいなヒッピーの女の子がうすよごれた

独身の漁師の船(夫婦か家族も多い)に乗り込んで両手に魚ぶら下げて喜んでいた時代

小型の漁船はその後アメリカ、カナダではアルミ合金(ジュラルミン)

日本ではプラスティックFRPになっていく。

ダウンや毛皮は原住民が着てたと思う。はっきり覚えてない。

ほとんど海の近くはウール、ニットのウール、ゴムの雨がっぱ。

雨が降って、しぶきがかかってもニットのウールに雨合羽、長靴。

デービットのいとこのおばさん(たぶん自分と同じ世代)は

コマーシャルフィシャーマンやっててサーモンの入れ食いが続くと

飯を作る暇なくてペットフーズにお湯かけて食べたといってる。

すさまじいというか いまおもえば”黄金の時代”だった。

wooden boat、ニットのウール、ゴム長、ゴムのレインギア。

ロックもR&Bも重かった。 すべてが重かった!

軽かったのはインドに行ったヒッピーたち。

ガンジーの糸車、あれは軽そうだ。

あれに比べたら欧米系の糸車、なんか重そう。

しかも工芸品なみのべらぼーな値段で売られてる。

日本の工芸品とは月と鼈。

で、ずぼらな素人の自分が糸車を作るとしたら

インドか中国の糸車をまねる。

原始的でシンプル、紡錘スピンドルと比べたら

快速、快適。極端に言ったら糸車一回まわしたら

巻き取りニードル1000回まわりそう。

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中国ブロガーの人気者

李子柒 Liziqi が冬用におばーさんに絹の綿で掛布団や寝間着作ってあげて

残りを取っておいて知り合い(親類?)から子羊の毛と交換してもらい、

毛糸をつくり冬用のマントを自分のために作るYoutube、2本立てです。

四川省の

綿陽市

绵阳市

中華人民共和国

四川省


郊外、山のほう。
といってもインド大陸がヒマラヤを押し続け
4~5000mのチベット高原が、四川盆地になだれ込んでくる地形。
地震の多発地帯。
そしてここはチベット系

北川チャン族自治県


DNAからいくとユダヤ、チベット、秦氏、縄文、日本人と共通してる。

養蚕、蚕糸、多胡羊太夫、羊神社、富岡製紙工場。ハイテク群馬、遊牧民秦氏。
みんな歴史の糸につながってる。


この少数民族自治県は何度も地震の大災害受けながら
共産党政府から見捨てられ続けてきたのに
最近何かの風の吹き回しで国連ユネスコの地震遺産?かなんかで
やたら地震博物館だらけ。

不思議に思うのはこの李子柒 Liziqiと https://www.youtube.com/watch?v=My4cEyBCLU8 の MALIA 麻利亜さん 顔つき雰囲気にてる。
登山、装備、トレーニング、栄養などには徹底して集中してるけどそれ以外は
かなり無関心。
李子柒 Liziqi 料理に関してはプロ顔負けに徹底してるけど裁縫、手芸に関して
忍耐力ないという。
中国も日本も現代ファッション、コスメは同時進行でにてくるのかなー?
どちらもパワフルなことには違いない。



彼女がはおってる極太ニットのショール、これなら自分で編める!
船のロープの三つ編と同じ。三つ編みにすれば平らになる。
あとは一本づつ縫い合わせるだけ。
いまじゃ刈り取った羊毛は産廃扱いになってるとか!?
極太三つ編みウールの貫頭衣、ポンチョ。
真冬の車中泊 寝袋いらない。

糸車、竹割ったのつかって10パイ全ねじ一本、ワッシャー、ナット。
支柱は垂木、10mmの穴あけ。クランクハンドルいらない。
24インチ車輪ぐらいあれば手で回すだけで十分。
ギア比1000対1!  犬のブラッシ。
家にあるものでほとんど間に合う。
まずは羊のいる牧場を探そう!
****
エスキモー女性のダウンのロングコート、軽くてあったかい。
翼広げて160cm、10kg以上の雁が200羽いじょう必要。
デービットと二人 1羽食べるのに3日かかった。
糸くずのように連なって南へ渡っていく雁の群れ、
200羽撃ち落とすには何年かかかるだろう。
あたまの赤いつるや白鳥もいるけど今は保護されているみたい。
ダウンは貴重品だー。
羊毛が産廃だなんて もったいない時代になりましたねー。



李子柒 Liziqi








2021年7月16日金曜日

伊豆山 2




今始まったことじゃない。

http://naganokai.com/kannawa-dansou/ 

この方は防災に力を入れてる弁護士さん。

地質学にも詳しい。

駿東郡小山町、なぜか天気jpを見てると

風向が洗濯機のペラのように回ってる、地形なんかな?


 ”小山町は頻繁に水害が発生しているのです。特に2010年9月の台風9号では壊滅的な被害を受けました。”

http://www.sabo.or.jp/kaisyou/204/204-4/204-4.htm

10年前の大雨災害。町長の真摯な対応。

Googleアースで神縄断層から北東の柳島あたりまで拡大していくと

砂防ダム、沢は荒れ放題。土砂崩れ、材木散乱、源流を埋め尽くし

塞いでる。台風のたびにこうだからあきらめたのか?

林業、皆伐については一言も触れない。

被害にあってない、遠隔の住民にとっては同情はしても

目の前に日々の必要、日常がある。

記憶は遠のき、そして ”忘れたころに災害はやってくる”

ところが最近は ”忘れないうちにまた災害がやってくる”

ようやく庶民が何かに気づいて動き出す。

被害住民が山の持ち主に損害賠償求められる法律を作る?

出火元と同じで賠償責任なし。

空襲で損害受けても国家に賠償責任なしとにてる。

となれば行政が国土保全の努力をする。

角栄みたく役人手なずけて利権を移し替えることができる政治家が

いるか? わからない。 

”これは票になる!”と思う人がそのうち出てくるかもしれない。

いずれイデオロギーや政党の枠を超えて大きな運動に

まとまっていく予感がします。




2021年7月14日水曜日

伊豆山

 伊豆山で潮目が変わったようですね。


****

このつぎどこで土砂崩れが起きても 

”皆伐、はげ山、誰がした!” になるでしょう。

日本のDeep stateは最後まで抵抗するでしょうが、、、、

グローバル金融ユダヤはGHQに財閥解体させ農地解放させ

漁業権や不在地主の大土地所有も解体しようとしていたけど

朝鮮戦争のスケジュールのため中止。

林野行政に携わる官僚には平凡な役人しか現れず

”どうせ不労所得の大地主だから守る必要はない”という

ソビエト顔負けの平等意識。

むかしから山師とよばれる山林、鉱山の職能集団は

役人とグルになって山林所有者、庶民の税金をくいつぶしてきた。

今ようやく熱海の観光道路の上に土砂をぶちまけ、

隠ぺいしてた体質を世間にさらそうとしてる。

きれいな美辞麗句、偽装神話、乞食のような補助金行政。

****

zibatu チャンネルさんの金の出どころはどこ?

まだ自信がないのかもしれないけど、あんまり言いたがらない。

講習 教習を受ける人たちの財布からまかなわれてる。

一人1日\15,000~ぐらい。ユンボの講習や産廃の講習もそんなもん。

無料のボランティアではない。

山持かそうでないかは決定的なスタートラインの違いがある。

そこを曖昧にしてきれいごとを並べてる間はまだまだという感じ。

むかしチリ紙交換の募集キャッチフレーズに

”過去は問いません、宿無し歓迎” というのがあった。

林業はもすこし上品だからそこまでは言わない。

いまは補助金がdeep state側にばらまかれてるから

自伐型林業にたずさわりたいと思っても自分の山がなければ

はじまらない。

技術も経験もないに等しい若者はとっつきようがない。

Zibatuチャンネルで吉野の林業会社の方が講師になって

作業道の作り方を講義してた。

ま10年ぐらいの経験なけりゃわかるはずない。

むかしの鉄建公団のトンネルの権威といわれる人の娘さんが

近所なもんで将棋のやっさんの古本屋の店番のアルバイトをしに来てた。

多次元の地下の中であっちとこっちから掘って互いに正面で出会う設計に

近いこと、、、”作業林の山に崩れない道を作る”

長い経験と知識が必要。ただの重機の運転とはちがう。

急斜面で重量物の搬出運搬をやれば事故はすぐ人身災害になる。

こどものころに見た文部省映画では目玉ひん剥いてよだれ垂らした牛が

何トンもある伐木をそりに積んで斜面を下っていた。

牛方も牛も一つ間違えば即死だったろう。

中型の重機に3トン車、キャタ付きの運搬車、

これがなければたぶん自伐型林業は成り立たないんじゃないか?

ぜんぶ中古車にしても\1000万ぐらいするだろ。

伊豆山で潮目が変わってdeep state側が倒産 廃業に追い込まれるまで

まつしかないだろね。

国家が初期投資の資金だけ補助してくれればいい。

それまでの間、山持のとこ行って自伐型林業を教わりながら働く。

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年間通した仕事にはならないらしくて副業をすすめてる。

植えてから50年がスタートという先祖代々の営み。


、、、自分だったら薬草採取とマタギ!、、、


アイヌと友達になって売れる薬草を探す。

漢方のメーカーが北海道で農家に栽培させてるけど

農業はやらはい。

熊がいるけど採集のほうが面白い。

まずアイヌお得意のトリカブトを集める。

マタギの袋山刀に塗ったくって常時携帯する。

猟銃免許取れればとっておく。

罠猟やってもいいけど ”とどめのさし方”がアルファにしてオメガ。

南伊豆では素人がとったイノシシにさんざん付き合わされ参りました。

https://note.com/satoyamalibrary/n/n9b317d8f7adc


トリカブトは横溝正史の映画に出てきそうだから売れないか?


しかし、目玉商品があります。

葛、北海道産 本葛

https://kuzunonuno.com/


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紬 織、染など気が遠くなるほど時間がかかります。

それが縄文以来、日本人の得意技です。

しかし

自分は葛の根っこが欲しいのです。




葛切りは透明。

素焼きの器か、生地のままの椀皿、生地のままの割りばし。

洗練を極めた京都の盛り付けより縄文。

北大に薬草の植物園があるそうですね。

奈良の大宇陀にもあります。

以前近くまで行った天川村や十津川村は林業やれるようなところじゃないそうです。

だからこそ修験道の行者が行くところ。

こんどは吉野の林業、500年クラスの杉の人工林見てみたいです。

カナダではマッカランが国土のほとんどの原始林を持っていたと思うのですが

直径何メートルがざらにあったよね。

ヴァンクーバーアイランドにいたころ

週末道路が空いてBBQに連れていかれたことあります。

その時はこんなことして何が面白いんだろと思ってました。

向こうの林業は露天掘り、日本の林業は地下鉱山みたいなもの。

大量生産には向いてないね。

山林、魑魅魍魎の住むところ、まだ今一つ親しみが持てません。


2021年7月11日日曜日

長雨

毎度のことながらよく降ったね~



氷河期のあと氷が解けて海の水が増えて

縄文海進ピークが7~8000年前。

https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20181024-00101608/

それから何千年かして寒冷になりはじめ、縄文人は天孫降臨で南へ下り、大和朝廷を作る。

そんなイメージの地球の寒冷化がいつのころからか

止まってしまったのかもしれませんね。

大水害は毎年どこかで起こってる。

ゆくゆくは多くの人が巨大な都市から地方へ、内陸、山間部へ移動していくのかもしれないなー。

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できればなるべく海のそばにいたい、、、

山は熊が出るからね~。

というか農業をやって餌まいてる限り動物はやってくる。

エスキモーのところでは近づいたら食べられちゃうから部落に近づかない。

”3m以内に近づいて一発で仕留める” 

先祖代々それをベストとするぐらいだから

シロクマだって人間(エスキモー)見たらすぐ逃げたがる。

日本では残念ながら逆に人間がクマに食べられる。

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それでもリハビ筋トレに山歩きしたい。

鋸山のほかに2時間ぐらいで行けるとこ探したらありました。

富士山、御殿場ルート新五合目。

江戸時代噴火した宝永山のずーと下に二子山というのがあって

2時間ぐらいでいける。

軽石のつぶだらけですごく歩きにくいらしい。

富士山でも木が生えてるところは熊がいるから

駐車場からまっすぐ登ってまっすぐ下りる。

トレランの人が猛スピードで走り下るところ。

都会の喧騒は聞こえない。自衛隊の演習場が下に広がってる。

https://rubese.net/gurucomi001/?id=5407192

この方の言う通り疲れたらそこからそのままおりてくればいい。

お気軽のさいたるもの。

そして

DIYでヒノキの垂木一本買ってきて、六根清浄の杖作っていこうと思います。

大砂走りおもしろそー!




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温暖化、海進で何百万人かが巨大都市から山のある地方に移住してくる。

大雨、豪雨は今以上に降る。

ヒコーキの上から日本列島見たら何千何万という尾根尾根が

広がり連なっている。

豪雨による洪水、土砂災害を防ぐには

いままでのダムや堤防を強化するだけの国土計画ではまるで歯が立たない。

山、森林そのものを丈夫にする工夫が必須になる。

そこで ”林業” という 生業と暮らし方が浮上する。

シャーレの中で培養した細菌が自然に広がっていくように

小規模 マイクロ ”林業” が列島の山々、森林を覆いつくすことになるんじゃないか?

棚田をみれば想像できる。



採算、効率は極めて低い。

しかしそこには物、金だけの唯物主義にはない

暮らし、習慣が文化として保たれ、かつ生まれるでしょう。

100年以内にマグマの破局噴火の確率が1%、1億人以上死亡、

森林復活に200年が予測されても、

かっての縄文人がサバイバルしてきたように日本人は生きるでしょう。

以下のサイトをみて

カタツムリのツノみたいな庶民の本能と直観はすでに動き出してる気がしました。



そして九州の福岡県では












2021年7月1日木曜日

芭蕉

 奈良の仏像がきっかけで

宇陀や伊賀の山間部をぐるぐる走ることが多くなりました。

大和朝廷ができる前からつまり神話の時代から、神武東征に協力した

渡来人(主に同化ユダヤ人)の末裔たちが山の谷あい、盆地にたくさん住んで

今に至ってます。

紀元後何万人かの集団で渡ってきた

ユーラシア大陸の高度な技術や知識を持った秦氏の系統は

日本各地に散らばっていますがとうぜんここにもいます。

服部半蔵、松尾芭蕉もその末裔でしょう。

いまではかわいい忍者キャラクターで世界に売り出してますね。

****

騎馬民族のジンギスハーンがユーラシア大陸の東西にまたがる

大帝国を作り出してから世界が一気に動き出したみたいです。


スペイン、ポルトガルが大航海を初めて地球が丸いことがわかり

宝探し、植民地つくりをやりだしました。

大陸内は富、領土の奪い合いで血の海。

後発の国々は海外で植民地を奪い合うしかなくなりました。

その余波は日本にもかなり遅れてやってきて

いつか国内が国盗り合戦の戦国時代になってしまいます。

目まぐるしく変わる敵味方。

当然、今でいえばCIAやKGBのような諜報機関が必須となります。

天下どりの趨勢が決まるころ、織田信長が本能寺の変で討ち死にし

信長に呼ばれて手勢の家臣だけで京に向かっていた家康は

パニックになって自刃するなんて喚いたのを陪臣が諭して

堺から岡崎まで逃げることになる。

同行していた服部半蔵が伊賀、甲賀の忍者衆をまとめて、

世にも恐ろしい落ち武者狩りを脱出した。

戦国の世に次から次に主を取り換え生き延びてきて

関ヶ原の戦いのころには家康に忠実で勇猛果敢な(190cm以上)

武将になっていた藤堂高虎はその大活躍で三重、伊賀あたりの領土をもらう。

危機一髪、命拾いした家康は伊賀甲賀の忍者集団を

江戸幕府に大量採用、あらゆる軍事機密、諜報、裏工作をまかせ

その監督に藤堂家をあたらせる。

藤堂高虎自身が城郭つくりに長け石工もそろっていたと思われるけど

治水、水利土木の天才のような人が藤堂家に働いていた。

西島八兵衛(香川に出向し弘法大師以来の満濃池を再生した)

香川県では今でも大恩人として尊崇されている。

江戸の上水道,地下を通したりサイフォン原理を使う。

戦になったら江戸城の生命線になり、

極めて高度な技術と機密を求められる。

紀伊山地、伊賀、甲賀、奈良近辺の山地は

大和朝廷ができてから幕府が変わっても

8~9割は皇室の近親者の寺領。

守護地頭 誰も手が出せない。ある意味、治外法権の特権集団でもある。

そういう伊賀で生まれた松尾芭蕉の運命は

一茶などのような下下の下国の涼しさはない。

芭蕉が江戸に下ったころは市中、治安維持のための乞食、非人狩りが盛んで

伊賀からもそのための用人が相当数、江戸に召集されていた。

芭蕉は西島八兵衛が請けている神田上水の維持管理事業のための

職と住まいを手配してもらう。

藤堂藩の誰かが芭蕉に付き添って築地の小田原町まで同行し、

そこの世話役へ引き継いでいる。

ーーー以上西島八兵衛の日記より。


深川の庵にうつってからか非人頭の七兵衛が三人、遊びに来て

酒を飲む句があった。

郷里のおさな友達が江戸で治安取り締まりの出稼ぎをしてる。

藤堂家が徳川のCIA,KGBの役割をしてるから

当然、芭蕉の記録も機密事項になり公開されない。

東京都の水道局の上水道の歴史文書は偽書といわれてるらしい。

門人たちの中には芭蕉より上の文人墨客、インテリがいたろう。

それでも芭蕉は俳諧の道を究めることをあきらめない。

****

もともと奈良の山間部に住みついてる非農業民、同化ユダヤ人,寺社の神人たちは

皇室から勅許をもらった特権集団だったから元禄の世になっても

尊王、勤皇だったろうと思われる。

たまたま時代の流れで徳川の諜報、偵察、秘密工作の部門を担っているけど

日光東照宮のもみじより松の緑にあこがれる。

仕えていた藤堂の嫡子の死後、一時芭蕉は御所の衛士をやったらしい。

****

やがて精進の甲斐あって芭蕉の名声は国中に広がる。

しかし何かの事情で急に深川を引き払う。

そして西行の歌枕を訪ねる旅に出る。

****

和歌も俳句も作れない自分はこのかたの評論を読む。

寺田寅彦 俳諧の本質的概論 (aozora.gr.jp)

不易流行:初歩的な修辞学なら ”万物は生々流転する” ヘラクレイトス

”これは俳諧には限らずあらゆるわが国の表現芸術に共通な指導原理であって、芸と学との間に分水嶺ぶんすいれいを画するものである。最も卑近な言葉をもって言い現わせば、恒久なる時空の世界をその具体的なる一断面を捕えて表現せよ、ということである。本体を表現するに現象をもってせよ、潜在的なる容器に顕在的なる物象を盛れというのである。本情といい風情ふぜいというもまた同じことである。これはおそらくひとわたりの教えとしては修辞学の初歩においても説かれうることであろうが、それを実際にわが物として体得するためには芭蕉一代の粉骨の修業を要したのである。”

その通りだと思う。

****

野ざらし紀行:富士川の捨て子の句  “猿を聞く人、、、、、、、”

これを読んだとき ”なんで自分ではなく他人にきくの?”という疑問がすぐわいた。

そして出家を決めたとき、足にまとわりつく幼い娘を廊下から蹴落としたという

西行を思い浮かべた。

どこからか禅僧のつぶやき ”詮なきことは詮ずるな” がきこえてくる。

また唐突にアルペンクライマーの山野井さんも

”手足の指を凍傷で失いながら奇蹟的に生還したら

なんどもなんどもインタビューを受ける、自分でも何度か書いた。

もううんざりです。

社会と全く関係ない自分だけの経験、他人にわかるはずない。

しゃべることでどんどんその記憶が薄くなっていく。

誰にも知られなくていいです。”

どこにでもいる庶民の忘れがたい経験、そのほとんどは

誰にも知られることなく忘却の彼方に消えてゆく。

それでいいのか? それでいいのだ。

万物は生々流転してゆく

余りにも大きくなった俳聖の芭蕉がなくなった。

遺体を遠くに運びだす。遺言通り木曽義仲の墓のそばに埋葬。

遠方の弟子はとんできたのに地元の藤堂の弟子は参列しない。

尊王の芭蕉と深くつながれば藩自体が改易になる。

****

日中戦争 修水渡河作戦 毒ガス部隊の伍長は小津安二郎。

おそらく先陣で30分ぐらいの戦闘で完了。

南昌攻略後、寺に駆け込み僧侶に頼んで、色紙に無と揮ごうしてもらう。

残兵掃討の行軍中、敵兵や土民の死体の間で

目から血を流したあとのある赤子がケロッとして

何かを手に持って遊んでる。

軍隊の靴が踏んだらひとたまりもない。

兵隊の列はその赤子を境にきれいに分かれてゆく。

遠くに菜の花畑が延々と広がっている。

あれはまるで映画を撮るために用意したシーンのようだったと

小津は後で述懐した。

しかし陣中日記など書いていても

そのほか戦争に関して一切しゃべらない。


****

芭蕉もしゃべらない。著作は誤字脱字が多いから書かない。

明治大正の知的エリートたちはそれを見抜いてぼろくそにけなす。

子規や芥川、高橋義孝さんも。

それをバックに芭蕉忍者説の本がバカ売れする。

エタ、非人の差別意識が知識人の中にも生きていた明治大正の時代。

そして現代までも。

netが普及して考古学にDNAが導入されて、同化ユダヤ人という概念が

日本の歴史のなかに定着するまで変わらない。

グローバル金融ユダヤとかハルノートとかの情報開示がゆきわたるまでは

芭蕉は俳聖と忍者のあいだを揺れ動くでしょう。

****

自分はJazをたのしむように俳句を楽しもうと思います。

何はともあれリズム。

ポリリズムだったり、アフロビートだったり、4ビートだったり。

そのうえで可能な限り少ない音、信じられないほど落差のある音,

あるかなきかのピアニッシモ。

たまにはにぎやかな大騒ぎでもいいんですけどね。


 







忘れてました NSP チャンネル

  今回はさいごまで聞きごたえがあります。 1) プーチン、トランプになっった後の各国の軍人強硬派、タカ派の動向がいまは予測できない不安要素と言ってます。 2) 貿易が縮小して自給自足に似たような生活スタイルのなかから 生業を続けていくための方法を探さなければならなくなる。 その...