赤土探しの旅に出て3日目。
実際は雨で休んでた。
禅呂君のキャンプ場に向かう途中、地元の建設会社の
残土捨て場に重機が入っててオペさんがいた。
”このへんに赤土の出るとこないでしょうか?”
答えはもちろん”ない”
”養命酒の蔵の解体に気が付いていったら
屋根土も壁土もきれいに片付けられててきれーになってた。
きがつくのが遅かったです”
”アー、あれは粘土だからいいやなー 藁はいってるけど”
”水簸すればきれいになる”
”そうだな”
”この上で山砂とってるとこの上、赤土かぶってることがあるかもしれん。”
”場所は分かるけどあの尾根境に山が崩れたところだから、、、
持ち主は基本、山削るのはいやだろねー”
”そうだよなー”
”ユンボで掘ったり削ったりしてるもんしか知らないだろうしなー、
大鹿のほうはどうですか?”
”あっちは砂ばっかりだよ。
”リニヤやってるけど、どこ見ても真砂土ばっかりで
県道23号なんかそば通るのが恐ろしいくらいだしなー”
”森林組合なんかのほうがいいかもしれんな。
作業道作るとき山削るからたまに赤土出てるかもしれん。”
手を休ませて教えてもらったお礼を言ってキャンプ場へ。
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かなり粒子が細かくなってきた。
今日は最低でもダイソーのケーキの粉篩試してみたかった。
2時に出てきたら禅呂君がいた。
赤土の件を話すと、
ピザ窯補修のため赤土を肥料袋に入れて倉庫にとってある。
5~6袋あった。全部使っていい。100~150kありそう。
彼岸まで水簸はできないだろう。はたき土、粉砕>篩で行こう。
赤土だけなら割りばしの太さまで実験すみ。
こよりの太さまで篩えたら埴土(はにつち)、、、土器土偶には上出来の胎土と思う?
モグラの黒土は野焼き 泥窯の、胎土の2~30%入れる砂がわりに使おう。
赤土探しは常にアンテナ回して、もらえるとこあればもらいに行く。
地元の小学生に赤土探し、粘土の作りから始めて縄文土器土偶の焼結焼成まで
先生が教えたければ、試行錯誤した自分が先生に教えてあげる。
そこまでやる気のある先生いるかどうかはわからない。
赤土もある、窯もある、薪もある。
そして彼岸過ぎれば草刈りが始まる。
やること目白押し、うれしい悲鳴。
ほんとは石積み学校にも参加して村中の石積み直したいけど
技術や体力よりもボランティアの人集めが主な仕事。
友達少ない自分には苦手な分野。
禅呂君が飯田市で開かれる講座に関心ありと
Facebookでボタン押していたからついでに自分も押しといた。
サッカーチームぐらいは必要だろーねー。
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きのうの泊りではYoutubeで楽しい発見。
画面が小さいからすぐ眠くなる。
細かい操作はできないから帰ってからにして
チャーミングな彼女のファッション、話しぶり、手つき、顔つきをたのしみました。
聞き分けのない息子、娘へ飽くことなく説き聞かせる。
それがまぎれもない愛情のなせる技とは知りながら、
真綿で首を絞められるようでもあり逃げ出したくもなる。
しかし振り返ればみんなそこへ戻っていく。
愛ではぐくまれると死生のさかいは自然に超えていく。
”親思う 心にまさる 親心 けふの音づれ何ときくらん” 吉田松陰
字幕、文字おこしを使い適当にストップしてみれば中学生英語で十分です。
内容は400年のタブーを恐れない堂々としたフリースピーチです。
大阪のおかんに負けず劣らず、お洒落でボデイアクションがたまりません。
縄文時代もこうだったんだろね~。