2021年4月27日火曜日

人それぞれではあるけれど



 一昔前、夏休みなんかに少年が自転車に荷物を積んで

峠越えなんかをしてるのを見ると胸が熱くなったもんです。

時代は変わっていき、今では都会からどんどん自転車は締め出されて行ってる感じです。

こどもを乗せた若いおかーさんたちや通学の学生たちがかろーじてがんばってる感じです。

スポーツバイクが颯爽と快適に走るには輪行袋を担いで速やかに都会を脱出するのが必須となってますね。

ぶよんぶよん、のたりのたりと自転車をこぐ予定の自分でも都会を脱出するのが必須なのは同じです。

都会を脱出するエネルギー、その費用が大きくなりすぎるとやがて自転車文化はすたれていくでしょう。

人口が都会に集中しすぎるのをなんとか変えられないものか100年以上前から検討されているのでしょうが解決されません。

直下型の地震や、もろもろの災害や疫病ががあったとしても何十年かすればまた人口が集中して大都会になるんだろーねー。

人間の計画通りにはいかないようです。


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ひとりの自転車職人がどうやって独立して商売を続けてきたか

業界やお客との付き合いかたはそのひとの人生そのものですね。

自分から見れば立派な生き方に思えます。

汗垂らして峠越えしてる少年の姿に重なります。


この方のDVD, MTBのメンテナンス、解体組付けなどみていけば

自分にも出来るようになるかもしれない、と思うようになりますね~。

魅力ある人材とはこういうことでしょう。

2021年4月26日月曜日

出かける前に

 遠出するまえにやること山積。

衣替え、部屋の大掃除これ明日やる。

支払いの雑事も今日済ませ、

D.I.Yのための工具、Minouraの振れ取り台発注した後

自転車専用工具検索してみました。

プロ用ではないけど何とか使えそうな安物探しました。

たとえて言えば1mm以下の精度があれば十分。

業務用の耐久性はいらない。

その基準で探すと案外安くすみそうです。

振れ取り台だけは極太ファットタイヤなもんで少し高くなりました。

スタンドや作業台は鋼材に穴開けてボルト、ナットねじ止めなんかして

自作しようかと考えてます。

ここまでしてD.I.Y. するのはなぜか?

話せばきりがないことを思いついたフレーズで想像してもらいましょう。

”自転車には車検がない”、、、なんで?

それだけで国家、社会、世間一般、消費者の考えてること、

風潮、文化がうかがえるでしょう。

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自転車屋、自転車技術者は売れない芸術家みたいなもん。

伊豆で金とって音楽聞かせるとなると必ず年寄りは

”前に座っただけで黙って金とっていいのは、医者と坊主だけだ”

という。

東京に行ったことのあるのは ”あと銀座のクラブのママぐらいだな”と

心の中で思う。

自転車職人の飯倉さんは25分ごろから業界、職人、世の中、自営業者の悲哀を

かたる。

2014 50才になった、”それでも好きだからやる” 

与太話ではあるけど庶民の真実味があるねー。



2021年4月22日木曜日

好天続き



 風もあって薄着になって仕事してますが今日は休養日。

しかしサイメンTVの飯塚さんは

今日、麻生区のこの前の解体現場のちかく、

都内唯一のMTB プレイグランドに

ヤフオクで手に入れたジャンクMTBを直して

自走で持ってきてはーはー言いながら走って

Youtubeに動画をアップしました。


ゴルフ場もあれば団地もある見慣れた多摩丘陵です。

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サーリー、伊豆でためし乗りしただけですが

サイメンTVみてると

ゆくゆくは自分でメンテナンスするしかないかと思うようになりました。

鉄工のイロハのイは習ったけど機械はあんまり触ったことない。

よっぽどモレーナのマスターのほうが慣れてる。

畑万と同じ狛江に住んでた頃、訪ねていくとCB250の分解整備年がら年中やってて詳しい。

そしてモレーナのマスターはMillar Dingyも自分で作りだしていた。

図画工作、楽器下手で苦手だったから 自分とはまる反対の

モレーナのマスターみて ”へ~こんなひともいるんだ~”と感心しました。

幼稚園に行かずに(社交性ゼロ)栃木市の小学校はいったとき、

映画にも出てた音楽家の子供のハマオちゃん(女の子にモテモテ)を

いじめてこっぴどく叱られたトラウマがある。

中野坂上の中学校に入ったときも近所の活発な女の子ふたりがこのハマオちゃんと

小学校で同級生だったとか。その活躍ぶりは栃木にいた時同様だったでしょう。

特別待遇、小さなエリート!?

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食わず嫌い、いやいや手を出して慣れてくるとやる気が起きてくる経験が

あるから ”ま、いいか” と思いながら自転車の仕組みを

サイメンTVを見ながら学習中です。






































そしてハブのオーバーホール。

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何日もサイメンTVみておぼろげながら後部変速機と
多段ギア、歯車の仕組みホイールハブの中身がつかめてきました。

フレーム(骨組み)から組み立てるのは後にしても
ホイール、スポーク、リムの調整(心出し、振れ取りなど)は
先にやっていかなければならない点検整備のようですね。





2021年4月19日月曜日

ふむふむ、なるほど

 土曜日、早出して高速初台で下りて山手通りすぐの代々木。

重機を下ろして帰ってくる。

雨が降ってくれば休むつもりが降ってこない。

仕事はいくらでも残ってる!

なぜ早出で高速かというと白バイ、パトカーが出てこないうちに、、、

重機を運ぶってわけ。


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土曜の夜、 ”サイメンTV 自転車職人 飯倉の与太話”をたのしむ。

”与太ばなし”

たぶん、西の方では聞かないあずま言葉だとおもうのですが

関東の庶民にはなつかしい言葉。

与太郎、与太者、与太波、与太る、、、

古くは万葉や和歌にあったのかもしれない “波よろう山々”

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自転車の障害、ハザード、使い捨て

しょーがねーよ で終わらせたくなければどうするか?

Do It Yourself   D.I.Y.

メンテナンスに必要な工具 まず百均に行ってさがす。

売ってないのがトルクレンチやスポークのテンションメーター。

楽器のチューナーみたいに便利。

人間国宝の刀研ぎはもちろん機械に頼らず

何百万回も砥石の上を行ったり来たりする。



下田の金指君も自転車の修理メンテナンス必要に迫られている。

レトロな鋳物の振れ取り台 オークションによく出てるねー、

昭和の自転車屋になった気分で買ってもいいかもしれない。

リヤカーやカブ号のタイヤは入りそうだけど歯車やdiskのついた

極太タイヤホイールは入らない、残念。

振れ取り台や作業台、作れるもんなら自分で作る。

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アメリカの日系インデアンのおばちゃんはどうするか?

量販店でアルミのアングルその他を買ってくるだけ。

その辺の木っ端でもできるでしょう。

彼女の活動みてるとアメリカの風土、歴史、文化が日本とまるで違うのを

感じさせます。

Planting Trees by Bike – Funatake Cycle Craft

彼女はfujiやブリジストンの美しい自転車を愛用してたみたい。

しかし今はサーリーの極太タイヤ自転車です。自分もそうです。

彼女のブログをedgeで見てます。

でたらめにせよ、全頁日本語翻訳にして見られるからです。

翻訳はロボット、水曜日というのはサーリー ファットバイクの車種です。

友人エリックとのバイクツーリング

Idaho Panhandle Pursuit – September 15-18, 2019 – Funatake Cycle Craft

動くゴミ屋敷ふうに自転車に搭載して、グラベルロード、トレイルを進む。

伊豆の林道もアメリカのグラベルロード並みに整備されているようです。

ただし日本の砕石、礫はアメリカより大きく尖っているんじゃないか?

王滝村のMTBレースやたらパンクが多いですねー。

ゆっくり行けばパンクしないのに競争だからパンクする、当たり前。

空も陸も海も 軽量、快速が大好き。

縄文以来日本人のDNAに入り込んでるのかもね。

鈍重なブヨンブヨンの極太タイヤ

これはまた別な快感を妄想させるのです、、、

が、仕事がヒマにならない!

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Idaho ?  Potatoes  それだけ?







  

2021年4月14日水曜日

むふ、ふふふ

 雨でもみんな仕事。

自分だけ用事休養。

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サイメンTV(自転車職人の与太話が面白い)

画面の後ろにある道具、工具全部で400万円ぐらいだそうです。

今日はホイールのバランスをとる話。



TS-2EXT 振れ取り台、アタッチメントたくさんある。

あるといいね!

ない場合は?

https://shimachansblog.com/blog/2019/12/15/wheelandspoke/

自転車のメンテナンスって超精密な世界なんだとつくづく感じました。

素人にできてやるべきことは、掃除、油さし、簡単な微調整、パンク直し。

これやらないとポケットティッシュ並みの使い捨てになる。

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金指君からもらったマウンテンバイク、きょう名義変更、防犯登録してきました。

解体業に入ってくる新人の通勤用になる予定です。

整備されたホイールはベアリングの心地よい音しかしない、

これは覚えておこう。

かすかな異音は整備不良ってことか!

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これでも?



ユパンギの "牛車にゆられて”

ぎーこ ぎーこ、セギーリ、セギーリ



2021年4月11日日曜日

ひさしぶりの伊豆

 府中からもどってブログ書いて

金指君と連絡をとる。

昼からなら身体が空く。

確実な予定あしたの朝。

”天気はいいですよ”

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夜中、出発。

R129で燃料と空腹満タンにして仮眠。

箱根新道はいったら5°C!?

峠で仮眠。目が覚めたら小雨がみぞれになっていた!

伊豆に入って船原峠3°C、朝6時ごろ。

半島西海岸におりる。車まばら。

道路は少しずつ確実に整備され続けている。

ただ絶壁の桜の老木、並木は朽ち果てて今はない。

いま自転車サーリー積んで下田に向かっているんだけど

自転車のことがさっぱりわからない。

勝兄が生きていたら何かと相談できるんだけど

桜の老木のように朽ちてしまった。

身の回りに機械の職人がいない!

JIS規格の自転車のイロハのイを習うには自転車の専門学校があるけど

じぶんは素人道楽だからなー、、、

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弓ヶ浜に7時ごろつく。

天気はどんより、沖は時化。

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うたたねして目が覚めたら、ほんとに晴れてきた。



浜の清掃をしてる。









風は北東 ならい の時化



餌を探して草むら出たり入ったりする雀に

ドーナツの切れ端をやる。


浜の清掃すんでから人命救助の練習らしい。










陽ざしが強くなって、あったくなってまたうたたね。

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目が覚めてスマフォ見たら、

”お客さんと昼食事をしながら打ち合わせ、

下田の外浦で待ち合わせませんか”

すぐ移動する。

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外浦: 車から自転車おろしてすぐビーチクルージングのはずなんだけど、

    もろ正面からならいの強風!


砂嵐、口開けられない、襟元から砂、📷隠してもレンズ鏡胴に砂。



むかいは大島

金指君来てハンドルを下にした車内作業提案。

車軸を抜いてブレーキのディスクをそおっとはめる。

砂は車内にも回り込んでくる。

若い衆を連れた金指君の知り合いが極太タイヤに興味惹かれてやってくる。

コンクリートミキサー車で来てるからここらで工事やるんだろ、ってことで

寝姿山の林道に移動する。

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100mぐらいあるから砂の心配はないだろう。

3キロパンパンに入ってる空気を1キロまで抜くように自転車屋さんから言われた。

だが、しかし、、、バルブがフランス式、、、どうやんの?

ゲージのついた空気入れあるけどフツーのバルブしか入れったことない!

金指君がいろいろ考えて ”これバイクに空気入れるのとおんなじなんじゃないかな”

といってねじを緩めてホースのついた方でやってみる。

はいらない!

自分が試行錯誤してるあいだ金指君がスマフォで検索。

”ねじを全部緩めた後もう一度先端を押すといいみたいですよ”

はいった!










アバウト1キロぐらいになったので

”ちょっといってみるね”


うしろの一番大きな歯車50、まえ30ギア比0.6。

軽すぎて前に進まない!足で勢いつけてサドルに乗る。

二人交代してのる。

もっと空気抜かないとブヨンブヨンにならない!

飛んだり跳ねたりするんじゃないから0.5キロ以下でもいいんじゃない?

精確なゲージはない。親指2本でじゅうぶん。

ただ工具も100均で間に合うものはそれで間に合わせるけど

小型のトルクレンチは用意したほうがいいような気がする。

ノギス使わないで1mm以下の鉄工できないからなー、

迷うところです。







なんども登ったり下りたり、寝不足、すきっ腹でやったからクタクタ。

ふたりの意見: 伊豆にいる限り自転車は平らなところを探してのんびり、アダージョ。

        あとはすべて トルクのある小型原付がベスト!!


        御前崎の原発や伊東の海底火山が爆発したら
       
        30分以内で遠くに逃げるには船フネふね


自転車分解してというのやめました。逆さまにすると安定するので

回りに荷物おくだけでもいいぐらいです。

ゆっくり寝るときは自転車に添い寝ですねー。



2021年4月9日金曜日

蕪村展

 仕事出るには出たけど自分が抜けても大丈夫そうなので8時に帰ってきて

府中の美術館に行ってきました。

町田から20kmそこそこだから大した距離じゃない。

ただ名寄下川の山沿いの峠坂みたいのが5~6か所あって

電動アシストないとバテバテになるはず。

Full充電するのに1時間ぐらいかかって出発。

車道は走らないで歩道を走る。

交番の巡査も歩道を走る。

多摩川わたったらほぼ平ら。

競馬場の正面から小金井街道へ。

街並みは4~50年前と変わっていても

東西南北は変わらない。

大体の方角をたどって美術館(もちろんこんなの昔はない)を見つけました。

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切符には ”ぎこちない” を芸術にした画家 とかいてあったり、

ヘタウマ、かわいいいetc、、、ここの学芸員のていどがしれる。

一目見て 超絶技法、、、中国から脱皮して和風を確立してる。

大和絵、浮世絵が目と鼻の先にみえる。

庶民の日常の姿かたちにリズムがはねてる。

子規や朔太郎の評論を まともに ”信じちゃいけないよ”

自分が気に入った俳句を何度も何度も口ずさむ。

国語の教科書に載ってる蕪村の俳句ぐらいしか知らないけど

好きになるのが一番いい。

田中英道さんは ”老年こそ創造の時代”という本を書いてる。

蕪村の俳句 ”老いが恋 わすれんとすれば  時雨かな”

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くるとき北の方から雨雲が近づいてきてた。

長谷川利行の絵もあると聞いていたので係りの方に場所を教えてもらった。

いばらの林の中に女人の顔が四つ五つ。

”おーっ、利行だ。あかるいなーっ!” 

満足して早々に美術館を後にする。

多摩川の是政橋の上でカメラ持ってきたのだからと

自転車から降りて写す。


正面は調布のあたり
むかしの日活の撮影所がマンション街になったのかもしれない。
河原にカラスのような点が、、、

女性

つげ義春の”無能の人”みたいに
多摩川の河原で石を探しておられました。




ぽつりぽつり降ってたけど本降りにはならず、

家についたら膝の上をすぐストレッチ。

何とかセーフ!

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一服したら サーリー積んで伊豆へいこう。

天気はどうかな❓







2021年4月8日木曜日

もう少し

まだヒマにならない。

F.B.のともだちが与謝蕪村の府中の展覧会を紹介してる。

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakutenkaisai/buson.html

軽妙な絵は和みますねー。

近くだから自転車でも行けるなー、、、

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それに比べて俳句のほうは昔から争論の的になってるみたい。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000305/files/47985_41579.html

https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/47566_44414.html


蕪村や一茶から崇拝されている芭蕉が世界の文学史に名をのこしているのは

当然といえば当然。

松尾という名は同化ユダヤ人秦氏の系譜、永遠の漂泊者という普遍性がある。

太秦松尾大社、広隆寺が氏寺。

蕪村や一茶は縄文以来のやまとごころ、楽天性に富んでいる。

正岡子規も萩原朔太郎も近代の西欧を取り入れる時期の人。

近代がユダヤ人によって作り上げられてきたことを

知らなかったかもしれないけど、

ヨーロッパ近代を血肉化しようとして免疫不全に陥る経験をへて

縄文、やまとごころにもどってゆく。

にもかかわらず日本語は永遠の漂泊者、旅人という普遍性を

摂取、消化して豊かになったように思えます。



Facebookをあけると古代の遺物のほかに絵画がいやっというほど でてくる。 グネグネのゴッホのほかに ピンボケのモネ、べた塗りのゴーガンその他、、、 保存するのはゴッホだけ、古典の巨匠たちもたまに出てきたらほぞんする。 それでも気になるのがあるとついつい見てしまうのが 湿度0...