2020年9月24日木曜日

”悲しき縄文!?”

台風接近で休み が続く。

縄文土偶をどれだけ検索しても

ゆるキャラのかわいいサイトか町おこししかでてこない。

https://kodaishi.net/jomon_tobira

こちらが一番明るくて写真も豊富で広範なカバーをしてくれてます。

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ユダヤ人の文化人類学者 レビ ストロースの”悲しき熱帯”からいえば

”悲しき縄文、悲しき土偶”になるはずなのに日本はそうはならない不思議さ。

岡本太郎も避けて通った インセストタブー、近親婚、近親相姦。

インセストタブーがあるかないかが原始と文明の分かれ目とみる

欧米の価値基準。

レビ ストロースはアマゾンの裸族を観察して自分たちが失ったものを

かれらがもっていながら ”悲しき熱帯” といわざるをえなかった。

彼ら先住民たちは持ち込まれた病原菌だけでなく近親婚による

生命力、繁殖力の衰退によって滅亡していった民族、文明でもある。

ユーラシア大陸のようなノマドと違って定着した母系社会が永続できない

大きな理由がインセストタブーがないということなんでしょう。

縄文の土偶を大量に見ていけばおそらく誰でも感じ、気づいていると

思うのは 異常、異形、蛭子、奇形児ということでしょう。

それを ゆるキャラ、かわいい、国宝だとする のが現代の日本。

原始古代、1万数千年まえから続く縄文のスピリットがいまでも

日本人の魂のなかにつづいてる。

土偶、蛭子は天からの贈り物、列島の下にたまり続けるマグマとおなじ。

逆らうことはできない宿命だ。

幸田文さんの”崩れ”が悲しみをふくんだ健気さを日本人に見ているように

縄文人もそう感じて土偶を作ったのでしょう。

近親婚、近親相姦をタブーとするようになってから土偶は消えていったようです。

それはノマドの同化ユダヤ人たちが日本列島にたどり着いた時代に

かさなっているようでもあります。

列島のマグマが大爆発をすれば地球環境を変えてしまうこともあったでしょう。

急激な寒冷化や食料危機をなんど経験しても生き延びる知恵、習慣、文化が

この日本列島、日本人のなかに埋め込まれているんだろうと思います。

日本の神話はそうやってできている。

来日したレビ ストロースは日本古代の神話がそのまま現代の歴史に続いてるのを見て

なんといったかよくしらないんだけど 

”悲しき縄文”とは言わなかったでしょう。






2020年9月21日月曜日

帰って、縄文土偶


縄文は何年も前からブームになっているようですね。

 https://cinefil.tokyo/_ct/17186182


https://intojapanwaraku.com/culture/38011/

土偶って何のためにつくられたの?謎だらけの正体に迫る! | 和樂web 日本文化の入り口マガジン

みなさん謎解きが楽しそうですね。

地球温暖化で氷河が溶け出し縄文海進があって住みやすくなった日本列島。

マグマが7500年前九州の鬼海カルデラで爆発して 日本列島が寒冷化し

回復するのに何千年かかかって、縄文人たちが南下していったと自分では思っています。

縄文人は ” 自然には逆らえない、自然の定めに従おう” という文化文明で1万数千年

生きてきたんだと思います。

現象の上っ面はまるで違うけど  無意識のしたーのほうでは

縄文が今でも続いてる!

それが縄文ブームの動力になってるんじゃないかな。

みなさんは直感、実感、本能で自分に合う体験をしてるんだと思います。

岡本太郎は ” 芸術は、ほんとは気持ち悪いもんなんだ ”といっていたけど

縄文土偶は そういう意味では 気持ち悪くない。

自然を敬う、これがすべて。



ソルボンヌで人類学を学んでる岡本太郎は、あえて土偶に言及しなかったんじゃなかろうか?




2020年9月19日土曜日

心変わり 2

 目が覚めて奈良公園にむかう。

東大寺とか興福寺とか若草山とか地図に載ってるから

そこへゆけばなんとかなるだろう。

めあては公麻呂の作った仏像のみ、、、

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ところが、、、入れ物、外箱、包装紙、風呂敷包み

それらが やたら広く、ばかでかく、はったり、コケ脅かしに作ってある。

大阪万博の”太陽の塔”、、、なんだーこりゃーという驚きが芸術!?

岡本太郎が言ってた。

”まあきれい、まあ素敵  というのは芸術ではない。

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適当に春日大社の駐車場においたから歩き回って公麻呂の仏像探すのに

何時間も、何キロも歩き回る羽目になりました。

仏像はちょいちょい移転する、、、まいりましたふらふら。

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むかし吉永小百合が ふんふんふふーん、鹿のフン と歌ってた。

若草山の頂上見えてるから登ろうかと思っていたけど

もう体力限界、、、

藤原氏と同化ユダヤ人秦氏と組んだ歴史的神社仏閣、国家鎮守とゲージュツ。

穴の開いたドーナツみたいな信仰に威厳や偉大さを持たせようと学者や

学会を囲い込みギネスブック程度の世界遺産を売りにしてる、

京都も推して知るべし。

日本列島すべてが世界遺産だといったらいい。

もったいぶって1000年以上、、、まーすてき、まーきれい!

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で本題の公麻呂、

東大寺 三月堂でほかに客のこないをいいことに

小一時間、10倍の双眼鏡で四天王つぶさに拝観。

全員モンゴル相撲の力士でした。

羊の毛皮、そのうえに防弾チョッキ代わりの皮製ロングコート。

コートの表面にうろこのように真鍮の小片。

騎馬軍団が仏を守る。

ノマドの秦氏が藤原と組んで仏教側についた。

彫刻の印象; 熟練した写実の技術、徹底して手を抜かない。

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次は 東大寺 戒壇院

工事中!?

日光、月光菩薩を探したらここにいました。


ポスターは小ぶりな四天王、もちろん素晴らしいリアルさでした。

日光 月光菩薩はGoogleの画像検索で

https://www.nikkei.com/news/image-article/?R_FLG=0&ad=DSXBZO3529475003102011I00002&ng=DGXNASDG0302Z_T01C11A0CR8000&z=20111003

雰囲気としてはこれが一番近いです。

熊井守一が言った ” 熟練技術はいらない ”

奇跡としか言えない。

天平のミケランジェロ 国中連公麻呂

これで今回の目的終了。

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腹ペコのところ缶コーヒーで我慢して

スマフォ片手に興福寺までぺたぺた歩く。

おまけではあるけど

天平のドナテルロ  将軍万福

”かわいい少年” 八部衆と

ブッダの十大弟子 その求道の庶民の姿かたちが伝わってくる。

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これでおしまい。 3時ごろ予想通り雨が降ってきた。




帰りは木津川沿いにR163 観光ぼったくりのない普通の田舎道。

外食レストランは津まで降りていかないとなかった。

たっぷり食べて休憩していっきにR23バイパスを飛ばして

R246 富士小山 道の駅まではしる。

仮眠のつもりが1時間以上寝込んでしまう。

R246 秦野あたりで朝日を迎える。


条件整えてまたいこう。









心変わり

 出るまぎわになって、”海岸雨だったら一日中やることないっ!”

きゅうきょ予定変更、”雨でも見られる 公麻呂の仏像見に行こう”

奈良~! いったことな~い!

何年か前R23バイパス、帰りに横風うけてハンドルとられっぱなし2~3時間。

ワゴンは横風に弱い!北海道、東北の日本海側、吹きっさらしの平野あぶない!

Gマップ引っ張り出して調べてるうちに出発が5時近くになってしまう。

ほとんど寝てない!

箱根で仮眠、沼津>清水>静岡>浜名湖>R23バイパス

津まで下りないで鈴鹿で曲がる。

何十年かまえ亀山通った記憶がある。

未舗装の駐車場のある食堂でトラック野郎たちが

ビール飲みながら飯を食ってたのどかな風景。

名阪に乗らずに旧R25をいく。

これが大間違いの元ではあった。途中、柳生忍者の里は迷路迷路に作ってあるし、

生活道路は名阪になってるから国道であっても25号は未舗装、狭隘林道で草刈りさえしないとこがいくらでもある。

地元がちょろちょろ使うだけだからノープロブレム。

恵那から佐久間ダム経由浜松へバイクで抜けようとした雨の夜中、

前を走っていたトレーラーがいつのまにかいなくなり、国道が

林道になっていた東栄町、あれと同じ感じ。

遠回りでも太い国道を行くべきだった!とくに雨の夜はね!

R25山の中で突然遮断機が現れ、かんかんなった。

そしてほんとに2両編成の車両が走り去っていった。

つげのシュールなまんがみたいだった。

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何とか奈良公園まで近い道の駅、針テラスにたどり着いた。

バタンQ!



2020年9月14日月曜日

雨すずし



ひまにまかせて 田中英道著 ”天平のMichelangelo 公麻呂” をパラパラめくる。

人類がたどり着いた最高地点が古典、遺産として残っている。

人物彫刻を印刷やnet画像で見る。

現物はさぞかし素晴らしかろうね!

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ギリシャ アテネの フェイディアス

4:23からパルテノン神殿の彫刻


イタリア  ルネサンス  フィレンチェ 

ミケランジェロのピエタ 


そして天平の公麻呂

画像検索

https://www.google.com/search?q=%E5%A4%A9%E5%B9%B3%E3%81%AE%E5%85%AC%E9%BA%BB%E5%91%82&sxsrf=ALeKk001BF65po9Ac8LUDUSNqihd-GKYzg:1600086958397&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwjx_4621OjrAhVYa94KHS10Az0Q_AUoAXoECAwQAw&biw=1024&bih=481


美術の講義 


仏像をずーとみていると市井の庶民の誰かに似ている。

”あの人がそうだったんじゃないか?”という追憶。

”また出会えるんじゃないか?”という期待と憧れ。

あるいはまた個々人の中のどこかに沈殿してるのかもしれない。


2020年9月12日土曜日

残暑、一服

 首都圏360度 積乱雲だらけ。

高速で現場通っているからよく見える。

コロナより熱中症との戦い。

胃袋まで疲労して昼飯半分ぐらいしか入らない。

こんなこと来年も続くのだろうか?

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昨夜降り出し、朝方も雨で休みになる。

あと一日二日で終わる現場ノープロブレム。

ひんやり涼しくなって蚊が出てこない。

秋の長雨、彼岸も近い。

連休になったら伊豆にいってこよう。

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  田中英道さんの講義をゆったりとふたたび聞く。




日本芸術の根源にして ”かくし味”  天のウズメ とは

同化ユダヤ人のDNAで日本の神話にユニークな魅力をもたらしている。

従来のオカルト的神秘性から ”リアルな実感”

つまり庶民の実感へ引き戻して解釈すること!

それは現代に創作する人の手引きにもなるとおもいます。

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一方でたまたま出会った映画評論

 ” ラストタンゴ イン パリ ”

https://www.seijo.ac.jp/pdf/graduate/gslit/azur/11/1103.pdf

唯一絶対の世界構造、存在を官能性のみをたよりにつかもうとする

映画製作者の試みは事のきれっぱし、言葉のなかを永遠に循環するだけで

終わるでしょう。キリスト、ソクラテス以前のギリシャ、ローマに

戻ろうとする衝動はひしひしと伝わってきますが、、、

まさに永遠のノマド ユダヤ人的思考から抜け出せないヨーロッパの典型で

あらゆるものの価値転換をニーチェが叫ぶのも当然でしょうね。


2020年9月7日月曜日

残暑厳しき折

walkingの道は決まったのですが

日中の消耗激しく、休日はただひたすら安静休養のみ 。

土曜日、所沢の帰り首都圏は伊豆半島の真夏の空と同じく

そこらじゅうで積乱雲が沸いていました。

もちろん夜には激しい雨が降り出し日曜も月曜も雨がやみません。

台風の影響もあるのかな。


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netも変わったことはあまりなく、中共が世界の金融システムから

排除されるのは想定内になっていますが、”まさか自分たちがグローバルユダヤから

捨てられるとは思っていなかった”人々は後悔先に立たずでしょう。

国際金融の本丸BISは何一つ失うものがないようにみえます。

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どんちゃん騒ぎのアメリカではこれまで娯楽の類だったQanonが

メインストリームに出てきてそのサポーターが国会議員になりそうな勢いです。

コロナウイルスの化けの皮がはがれてしまったのがきっかけ



中共もインターネットの威力を甘く見ていたのが命取りという点で

コロナパンデミックとおなじ轍をふむことになるでしょう。

インターネットの発達で脱税やマネーロンダリングがほぼ不可能になってゆく中

通貨発行権というアナログなシステムはびくともしない驚き!

世界中の国家が一斉に軍事力を使って政府発行紙幣を流通させない限り

グローバルユダヤの金融支配はおわらない気がします。

国際政治の根源はQanonが指摘してる通りでしょう。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=13&v=KVeDKuHPDK8&feature=emb_logo



Facebookをあけると古代の遺物のほかに絵画がいやっというほど でてくる。 グネグネのゴッホのほかに ピンボケのモネ、べた塗りのゴーガンその他、、、 保存するのはゴッホだけ、古典の巨匠たちもたまに出てきたらほぞんする。 それでも気になるのがあるとついつい見てしまうのが 湿度0...