かけ始めた満月が雲間に見え隠れ、
11時ごろ出発。
途中、N129で燃料満タンにして金田の陸橋右折してN246。
夜中だから渋滞なし、十分睡眠とれているのでノンストップで奈良へ。
沼津N1の石田の交差点がなかなかでてこない。
日本全国、何十年かの間に道路はどんどん変わり市街地の街並みも激変していく。
首都圏の基幹国道は道路標識がしっかりしてて助かる。
でも夜は急いでると見落としやすい。
N1、バイパス快調に走る。連休前でトラックは少なめ。
浜松につく前に夜が明けてしまった。
驚いたことに浜名湖のバイパス夜しか走ったことないから
夜明けの遠州灘見たの30年以上前の御前崎の初日の出いらい。
あの時は前に寄りかかっても倒れないほどの強風だった。
その大時化の沖を本船が東航していく、元旦の朝。
そう、浜名湖大橋の横風、名港をまたぐバイパスの横風それらが
軽バンには一番恐ろしい。
吹いていたら遠周りでも迂回しようと決めていた。
しかしラッキー、ほとんど無風!
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以上の時系列、カメラから写真とり込んではじめて整理できたのです。
帰ってきたのは昨日の早朝、町田の通人に聞かれても日にち、曜日、時間
まるでうやむや!!
ありがたいことに写真を撮り始めた時間がデータファイルに記録してある。
5:40分。かなり時間かかってる。
天竜川
横風無風
」
やっと23号バイパス
ムム、前方にクレーンと風車
あとでGoogleみたら
来島ドッグ豊橋とトヨタの工場、自動車置き場にある風車でした。
蒲郡で23号いったん途切れて又つながるのだけど
夜走ってるから毎回、迷走する。
今日は明るくてすんなり行けそう。7;07
これでもう安心
広葉樹林帯、三浦半島や伊豆半島同じ。
矢作川、、、海が近い
矢作川わたったらもう名古屋と同じ
大宮、浦和みたいなもの、渋滞渋滞
キャンプ道具満載して、たぶん女性の一人旅。cc125新車。
8時半ごろ、渋滞のピークは 名古屋市緑区大高ICあたり。
ここわたれば
飛島村
木曽川、揖斐川わたって桑名。 名古屋の渋滞脱出!
木曽川、揖斐川 瓜二つの鉄橋。
この1号がそのまま25号亀山 名阪国道になっていく。
あとからしらべてわかったことですが、、、
名阪国道 昔有料で今無料。
60kmで走る人もいれば “わては関西やでー”と100km以上で走る人もいる。
もうめちゃくちゃ
山藤がそこら中に繁茂している。つる植物は営林の敵だから伊豆では見ない。
天理で降りて興福寺11時半ごろか?
写真がないというか写真を撮る気がしない 近代都市。
空襲を受けてないから昔のまま。道路整備計画などないでしょう。
肝心の 無著 世親像 、、、そのボリュームを実感できました。
北円堂はこじんまりしてて人もまばら。監視員が二人いたけど
小型単眼鏡なら使えた。帰ったらAmazonから届いて残念。
いずれにせよ表面の風化劣化が激しい。
修復をした方がいいと思う。
ミケランジェロの天井絵の修復をつぶさに見た
田中英道さんも当然そういうでしょう。
世界中にあまねく日本の肖像の最高傑作を知らしめよう。
ギリシャやミケランジェロの彫刻が普遍性をもつように
運慶の無著世親像にも、人間の至高の極みという普遍性を感じる。
もちろん感じない人もいる。
興福寺は法相宗の総本山。
法華経以前の爾前経の一つ。
自力救済を訴える。
鎌倉以後はみな他力本願、自由平等民主主義で普遍性を得ている。
空海、弘法大師が同化ユダヤ人だったとしても
世界の宗教は普遍的、一切衆生の救済を目指す。
それが可能かどうかわからないが、、、
自力本願の信仰、修行が劣勢になり世界から思想哲学芸術が
比例して衰えていった現在。
奈良の仏教は国家鎮護という安全保障の手段でもあり
信行学一体のものだったのでしょうが平安の末には
庶民の生の豊かさが社会構造も変えていったのでしょう。
エリート、天才、競争がなければ新たな思想哲学芸術は生まれない。
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南都六宗の建築物、仏像、肖像が朽ちかかっていても修復しない。
古代天皇陵、古墳もほったらかして何とも思わない。
トマソン、廃墟大好き?
それが縄文、大和心?
カネになるものだけ大事にしよう、奈良というところはそんな感じです。
昼から時間が空いたから法隆寺よってなんて考えたら、渋滞渋滞。
都会の喧騒から逃げ出すに逃げ出せない道路事情の悪さ。
台風でも来た時以外は奈良へは行きたくなくなるね。
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どっかでコンビに入って食べ物かって室生寺めざす。
室生寺は山の中だから階段上る。
まだ眠くないけど今日はやめておく。
Gooogle地図で宇陀郡までゆけば静かだろうと見当つけておいたので
桜井から東へ。道の駅探したら
というのがあったのでそこへ向かう。
地名は宇陀市大宇陀、宇陀郡とは違う。
奈良の息苦しさがだんだん薄れるにつけてバイクツーリングと頻繁にすれ違う。
そりゃそうだ。ただし自転車サイクリングは皆無。
日も傾いてここまで来たら6時。
道の駅についたらすぐコンビニで買ったチキンで夕飯を済ませ寝る。
1時間ぐらいで目が覚めて一服してまた寝る。
8時間以上熟睡。
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寒気で朝早く目が覚めて動き出す。10度切ってたかもしれない。
この道の駅の近くは万葉の時代を想像できる。
http://www.pref.nara.jp/miryoku/aruku/kikimanyo/route_manyo/m06/
阿騎野 冬猟歌 柿本人麻呂
”ひんがしの、、、
白川静さんの解説が大好きです。
、https://akahiro.at.webry.info/201003/article_10.html
ここらは神武東征の際、難波から攻撃したらナガスネヒコに撃退され次は東側の熊野から入って勝利するときに使われた道、あるいは参軍したと思われる人々の住む山岳、丘陵地帯。
山の猟師、山の民、修験道、天狗、鬼、山岳民族、狩猟民、忍者、偵察、そして鉱山山師、石工(メーソン)。秦という名も松尾という名もあるある、同化ユダヤ人のふるさと。
松尾芭蕉は江戸に入るとき石工、水道工事の職人身分で入ったとされている。
藤堂家の家臣がつきそって。伊賀、甲賀、松阪牛.
網野善彦氏の ”中世日本の非農業民と天皇” とてもユニークな名著ですが
氏の信奉するマルキシズムもユダヤ人。
非農業民あらかた同化ユダヤ人という発想がつい最近まで日本にはなかった。もちろん歴史学会にも!
差別の対象となる縄文人と思うのは関西人の偏見でしょう。
歴史における同化ユダヤ人というとまるで絵画における遠近法みたいな、
万能細胞やレゲーのような融通無碍なところがありますね~。
源流、棚田、縄文大和心の原風景がそこら中にあります。
曽爾村、御杖村 が宇陀郡です。次の機会に行って見よう。
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きょうの目的地は 宇陀市大宇陀から菟田野(うたの)経由です。
女人高野の室生寺、真言密教、空海(弘法大師)とは
一切衆生の救済を目指す信仰です。
人気があります、自由平等民主主義みたいに。
朝早いから静かー。
ここからは
水を分けて室生川
室生寺の前のヨモギ入り回転焼き¥100@
Googleマップの口コミに出てた
“たべると駐車無料”
一席だけ禁煙マークなし
川風に吹かれてタバコが吸える
燕が飛び交い蝶の群れが土手に固まってた。
猪鹿蝶、残月もあった、まるで花札の世界。
開門は8時半から、ゆっくり待ちます。
石積みのみごとさ
無料のボランティアガイドさんが何人も常駐してます。
左に彫ってある文字は
煩悩即菩提
生死即涅槃
鎌倉仏教、他力本願のモットーでしょうね。
苔むす屋根に吹き溜まる杉の落ち葉
縁側に並べられたシャクナゲの花
役行者(えんのぎょうじゃ)は伊豆でもポピュラーです。
スーパーヒーロー、超能力者はだいたい同化ユダヤ人と決まってる
彼がこの室生寺を作ったという
これより奥の院へ、長い急階段といわれていたけど
休み休み行けばノープロブレム
マムシグサ
山藤の根
これが庶民の信仰
平均7~8年の おらが春
ここでキャノンもカシオもバッテリー切れ
オリンパスminiの出番
室生山
かれこれ3時間ばかし室生寺を徘徊し
回転焼き屋でラーメンを食べて
山の上の屋外彫刻美術館みたいのに行く
見物する気はない。
サーリー自転車の試運転をするよてい。
やってみた結論 ”傾斜のある山は登れない”
“ブヨンブヨン”はOK
あっちこち移動はしないで一か所で粘って夜になるのを待つ作戦だから
起伏のあるゴルフコースと思って外縁を歩く。
ここは標高400mぐらい、総工費は国、県と村の財政で数十億円かけてるそうです。
急傾斜地地滑り対策の一環と村おこしだそうです。
凄い政治力ですねー!
3時過ぎ稲光してごろごろドカーン。雨が降り出すもすぐ小降りになる。
山に囲まれ雨が降り、水に恵まれ水の絶えることはない。
だから地滑りも多いというわけです。室生寺から近い道の駅にゆき
仮眠の予定。
雨が降り出した道路は大阪、京都方面の帰り車が多い。
道の駅の和風レストランで幅広のうどんつけ麺を食べコーヒーを飲む。
いつのまにか空が明るくなっていて変化が激しい
1時間ぐらい横になっていたが十分な睡眠とっているから眠くない。
パトカーがサイレンならして走ってゆく。
津に向かったらすぐ近くでRVワゴン車がひっくり返ってた。
伊豆と同じup&downのwinding road
しかも伊豆の数倍の広さがある。
7時ごろ出て掛川まで走って道の駅で仮眠、
朝7時ごろ町田到着。
今回の教訓は
*目的を絞って、目的地についたらやたら移動しない。
*じゅうぶんな睡眠が行動を拡大させる。