ここのところ夜更かしが続いてます。
リズムを整えて又動き出す予定ですが今日はファットバイクのツーリングを
北西大西洋、カナダ ニューファウンド島を舞台に見ました。
ロードバイクではなくマウンテンバイクが主流のアメリカ カナダの地理、風土が
想像できると思います。
どんな自転車でペダルをこいでもエンジン、原動機付きでなければかなわない
ところがほとんどのoff-roadの現実がよくわかります。
整備されたトレイルは長大ではあるけど限定されてますね。
あのbaloon タイヤが3輪から4輪になってアラスカ同様off-roadの主力、
ホンダの翼マークも健在ですねー。
このニューファウンド島沖は世界の3大漁場のひとつ(伊豆諸島西側も、、、)だったけど
御多分に漏れず延縄漁がトロール船、底引き船に駆逐されて資源が枯渇して
漁場、漁業、漁師がいなくなる運命にあります。
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カナダ東部やアメリカ北東部は赤毛のアンの島以外
日本人には(たいていのアメリカ人にとっても)なじみのないところですが
写真家のロバートフランクが好きな人は カナダ ノバスコシア州 ケイプブレトン島
”マブー” という名前を覚えておられるでしょう。
それがニュウファウンドランドの対岸の島なのです。
そこでは現像の道具なしに4x5のポラロイドで写した写真がほとんど?のようです
https://www.vogue.co.jp/change/article/innovative-senior-robert-frank
「写真は必ず人類の一瞬を捉えていなければならない。これはリアリズムです。でもリアリズムだけでは不十分で、そこにはビジョンがあるべきです。この2つが合わさって、ようやく私の写真は完成するのです」
とロバートフランクは言うのだけどそのビジョンがなんだか誰も言わない。
本人が言わないんだから、ただ現実を批判するだけでロバートフランクを崇め奉ってればいいとでも思っているんでしょうか。
まさに亜流、エピゴーネンのなんとおおいこと!
共産主義ソビエトからユダヤ人ゆえにスイスへ脱出した彼の父親の背広(たぶん何十年も大切にとってあったのでしょう)には小さなスターリン勲章がついている。
父親のささやかな誇り。
飛行機事故で亡くした娘、たぶん薬物中毒で自分より先に死んだ息子。
なんという悲運!
彼がもとめているのは何か❓ 家族に決まってんじゃん。
それだと平凡すぎる? ふん!