弓ヶ浜の夜明け
浜は凪 潮騒でさえ静か
下田、福浦港 工事現場。
水門管理会社の技術者の方、夫婦で来られて貝ひろいしながら
元受の技術者を待ってる。
読んでた新聞を車の屋根に置いたとたん
風に飛ばされ夫婦で追いかける。
浮世絵にでも出てきそうなシーン。
ここにクマは出てこない。
出かける3時半ごろからポツリポツリ降ってきました。
トライアルに信濃柏原と思っていても伊豆が本番になってしまいました。
杖突峠20度はあったけど富士見峠降りて蔦木の道の駅でベンチに座って
持参の弁当食べてたら頭ふると痛い。
カッパ着てても体冷えてる。
年配の夫婦の方にナンバープレート見て”中川村ってどこですか”と聞かれる。
目の前にある観光地図の看板、南アルプスの東側だけ。
伊那平はない。
北海道の森町辺りで燃料入れたとき、中から飛び出してきた若者に
”どちらまで行かれるんですか?” ”下川町まで”とこたえたら
”遠いっすねー”といわれた。
へ~下川町知られてるんだーと驚いたけど
伊那平の中川村は無名に近い?
蔦木の道の駅は温泉があるからいつも車が混んでる。
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まだあかるいうちに円野から県道12号にはいる。
稲田の緑が美しい田舎道。
県道42>国道52といつもの通いなれた山側の道。
最後のがらんとした富沢の道の駅で芝生の上に寝っ転がる。
カッパ着てても手首、蚊に食われる。
虫よけスプレー出す気力なし。
なぜか? 積載過超。
ぼちぼちキャンプベッドが負担に感じてくる。
10時近かったかもしれないけど国道1号バイパスに入る。
遅くなると高速並みに流れるところだから左端を
60kmしか出せませんって感じで走ってると
皆さん大きくよけてくれて
意外と走りやすい。
これなら田子の浦港によらずに三島まではしれるなー。
三島から伊豆のへそ道の駅による。
眠くないからそのまま天城越え。
しかし天城峠のUp&Down、Winding road は
銀行員のカブ号 夜中に飛ばせない。
カーブの先が一つ目だから見えない。オーバーランする。
疲れがたまってきて3時ごろ下田着。
そのまま南伊豆の弓ヶ浜直行。
砂の上に寝転がって日の出と朝凪の浜辺の音を聞く。
しばらく休んでから金指君の出勤前に会うなら
下田の福浦、彼の家の下の堤防でまとう。
港湾の工事が続いていてはいれない。
工事柵のそばの路上に寝っ転がる。
この時点で⛺ベッド金指君に引き取ってもらうことにする。
仮眠野宿、抱っこちゃんと米軍ポンチョあれば他はいらない!
軽くなればセンタースタンド軽々と立つ。
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こんかいはよこになって休むことはあっても仮眠はできなかった。
南伊豆の吉田の浜で汗かいたもの干して乾かした。
10m/h以上吹いていた。
ここの浜は地元では恐れられている。船着き場がない。
かつぎ(海女)さん見ない。崖の上に削った細いみちがのこってる。
大西が吹いたらさえぎるものがない。
詳しいことはわからない。
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仁科峠で昼寝のつもりがわざわざランクルが止まってお話に来る。
小さなバイクに大きな荷物積んで下道 ロングツーリング。
今どき珍しい? 時代は変わったのよ。
バイクの皆さん荷物は小さく、体につけてるだけの人もいる。
もちろん車が99%以上でしょう。
西伊豆スカイラインに上がって冷風にあたって
昼寝しようと思ったらここでも人が寄ってくる。
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予備に持って行った燃料も使ってしまった。
2L入るかどうかだけど興津はいったら
あかるいうちにスタンド探し。
中川村について燃料半分は残ってた。
信州に入ってからあくびパクパク、いよいよ睡魔の時間。
夜の10時ごろ、杖突峠もう低速運転に切り替え。
都会の車がどんどんやってくるからどんどん譲る。
中川村近くなって交通もまばらになって
直線が多いバイパス、ひらちなのに80?
登りに入っても少しひねると90に向かっていく!
ふだんとは違う感覚、オイルチェックしておこう!!
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何時間寝てもまだ寝れる。
伊豆はバイクだと片道12時間、夜は大道優先
昼間流れる旧道があったり、(千本松原、東海道線の内側、信号なしの住宅街)
高速無料区間通行可だったり、いろいろ。
いずれにせよ 急がば回れ、安全第一になる。
のんびり低速で走れるのはバイクのメリット。
雨でも軍手Wで晩秋までもつかどうか。
夜、ぷつぷつ雨粒ではなく蚊が眼鏡に張り付く。
今回は小雨の暗夜行路だった、
土砂降りのない伊那地方からよそへ行くときは
それなりの覚悟がいるなー。
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翌日シルバーから崖の上の集会所の村普請代理依頼受ける。
崖の草刈り1時間、、、
ばてながらやり終える。
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今日はやっと
ブログ書き、ふー。