2024年1月18日木曜日

粘土  7

 きのうは風もやみポカポカ陽気。

11時で-1°C、、、?

おとといは+4°C?で腰まわりが冷えて

もっと寒かった。プラスマイナスの見間違いでした。

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ひる後ろの土手によっかかって座ったまま15分ぐらいうたたね。

オーバーズボンとセーター3枚。黒のナイロンヤッケ上下。

ニットの目出帽、太陽カンカンでうとうと、、、

コンビニで金の食パンと猿田彦監修のブラックコーヒー、

定番となりそう。

コーヒーはセーターの内側でまだあったかい。

その隣にはうすっぺらいニコンの防水。

スマホなみに充電要注意。

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はじめ黒土を粉砕>篩ったけどまだ湿気てる。

そこで

1週間干してる赤土に変更!

かりかり固すぎるくらい乾いてる。

はじめから石だけで粉砕、すりつぶす。

粒子が細かい!

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手前の黒土はまだ凍ってて夕方帰る頃に柔らかくなってた。

あしたの朝また凍って、何日かくりかえし乾燥させないと湿気が抜けない。


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篩う前から2㎜の目をサーと落ちていく赤土。

大きい粒でも2mm以下。

最も細かい粒は1/100mm以下だと思います、

しかし

煙のように空中浮遊する1/1000mmクラスの粘土粒子にはなってない。

”低級粗雑な粘土と幼稚な低温焼成”  これが縄文土器土偶。

火にかけて何度も煮炊きすれば割れて土に戻る。

”かたちあるものはいつかこわれる”

茶碗を割ってしまった嫁さんに婿さんがかけるやさ言葉、
有田でききました。

しかしあの縄文土器のすさまじい表現力は何なんだ!?

”ギリシャ悲劇はわからない、と正直に言おう” と

スペインの碩学 オルテガィガセットは言う。

縄文土器もその類だろね。







でこぼこの平たい石どうしを擦ってるだけでこんなに細かくなる。

石臼とか薬研の威力すごいなー。 

”ニュー嫁っこさん”かなわない。抹茶用石臼、4~5万、、、高い!  

かえりスーパーで50g入り抹茶買いました、安い!

縄文人の技能に触れた感じでよかった。

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縄文土器土偶の粘土成分や焼成温度に関する科学的研究はほんのわずか。

人類同様、種々雑多、有象無象の個体を研究するよりセレブな土の研究になるのは

仕方ない。

今、この土をもっと知りたければ淡々と深く付き合っていくしかない。

人間と同じ。

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そうそう、昨日は綿引君が同乗してきて陣場形山、再チャレンジ。

禅呂君が体があいてて同行。

登山道作ったり整備してる本人が案内してくれる。

後で聞いたら上るのが早すぎてコテンパ疲れた。

頂上で飯田から来た女性一人と話した。

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今日は夕方泊り。

日干し粉砕の日だけど雪模様。

1年で一番冷える季節、凍結注意。



Facebookをあけると古代の遺物のほかに絵画がいやっというほど でてくる。 グネグネのゴッホのほかに ピンボケのモネ、べた塗りのゴーガンその他、、、 保存するのはゴッホだけ、古典の巨匠たちもたまに出てきたらほぞんする。 それでも気になるのがあるとついつい見てしまうのが 湿度0...