オイル1L足してAm3時半出発。
N1号線興津7時ごろ、かなりとばしてきたけど通勤の車がびっしり。
しかし流れているN1、静清バイパス。JR原駅あたりで線路わたって
沼津千本松原街道へ。千本松原公園で大休止。
駿河湾はドン深で砂利の浜。対岸は西浦、大瀬崎。
朝8時頃、コンビニでチキンとコーヒーを買う。
海側にへばりついて沼津の御用邸跡や狩野川放水口を過ぎて
車のいない西浦、池のような西浦はイワシの筏がいっぱい浮かんでる。
戸田峠への入り口を探す。
淡島や三津浜すぎるとあちこちにみかんの直売所や無人売店があり、
農家がみかんの選別や箱詰めをしてるのを見ながら林道並みの
山道を登る。
戸田峠から西伊豆スカイラインへ。
もうここまでくれば下田の宿のチェックイン4時に十分間に合う。
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日本で一、二を争う富士箱根伊豆国立公園と綿引君の観光最下位茨城県、、、
佐賀県は茨城の一つ上、、、
その差をまざまざと味わうには昼間、Daylightでなければいけないから、
下道9時間もかけてやってきた。
”こんな絶景、茨城にはないだろう―?佐賀にもないけど”
仁科峠から伊豆西海岸に降りて雲見の烏帽子岳にものぼって
360度俯瞰パノラマみせたかったけど、バテそうで時間が心配だったからやめた。
松崎町で昼。”美味しい魚、腹いっぱい食べたい”というから港のそばの民芸茶房に連れて行った。
”七福神みたいな帽子をかぶった女将が人気でどんな魚でもあるよ。”と言っておいて
じぶんは海岸の砂浜で残り物のカレーを丸い弁当箱に詰めてきたのを食べる。
綿引君は帰ってきて “女将は92歳で新しい旅に出かけましたってよ”という。
”ああそんな年だったか”と思う。
大瀬の旭洋丸で干物の2級品を3パック買う。長野から来たというとやたら冷蔵保冷を
すすめる。塩蔵に近い干物だけど保健所がうるさいのかな?
南伊豆や下田にエネオスがなくて郵便局によってお金を下ろす。
郵便局でなじみだった自動車屋の奥さんにあって懐かしがられる。
ちかくのスタンドによって燃料補充。
ここの女将はいつも明るく元気いっぱい。社交ダンスが趣味でうちらのバンドが無料で演奏したことある。
今日はどこかへ出かけててあえなかった。
下田へついて綿引君は早めにチェックイン、自分は港の銭湯(熱い温泉)
金指君と連絡はついていたので仕事帰り銭湯の駐車場で会う。
夕飯どこの店行こうかが大問題。
そもそも観光地の地元の人間は外食しない!
街なかののんべーは外で飲む。
漁師も沖に出てるときは刺身を作るけど普段は余った魚はぶつ切りにして
味噌汁に入れる。頭からしっぽまで骨までしゃぶるのが作法。
腹一杯、刺身を食べたいなら自分で釣ってくるか潜って魚突いてくればいい。
魚釣りが好きだと彼は言うけど、近海の鰹鮪一本釣りじゃ親方が”一人1トン釣らないと赤字だ”
という。
自分は浮き釣りは間が持たない。銭洲や三宅の西でいやっちゅうほどサバの玉網すくいやった。
一日五度丸サバ(ゴマサバ)の刺身食わされて、たまにシイラが入るとピンク色のカジキマグロのようだった。
漁船はいくら酔っても吐いてもいい、仕事さえすれば。
観光で来られるお客さんはめったにない贅沢を楽しむために伊豆に来る。
まだ仕事についてない綿引君は働きもしないで旅館に泊まって布団の上に寝たいという。
”世間を知らずは若いからしょうがない”と金指君と二人笑いました。
町中の料理屋はいって別れて、自分は港の作業船のそばに車を止めて7時から5時まで
熟睡しました。
翌朝体の楽なこと!
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沼津の千本松原公園、、、孤独な若者
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翌朝5時から動き出して相模灘、大島を見る。