きのうは風がやんで少し蒸しました。
残りの法面と南天の植木が植わってるところを刈って終わり。
眼目は地下足袋をやめて爪の痛いのを防ぐためにトレッキングシューズに変えました。
皮以外にゴアテックスを使ってるから少しふくらむので
サイドに薄いインナーソールを入れて靴下2枚、0,5cm大きすぎるのを
なんとかカバーしました。
左親指のつま先に固いカップがなくなって痛みは消えました。
アイゼンつけても踏ん張りの利かないところはありますが、仕方ない。
これで大体の方針決まりました。
ふたまたになったスパイク付き地下足袋はやめて
林業用、のり面作業用スパイク付きブーツにします。
ここの法面はそれでもずるずる滑るからアイゼンつけますが
それ以外ならスパイクだけでオールラウンドに草刈りできると思います。
25,5cmピッタリのブーツを注文しました。
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かぼすTVさんをチャンネル登録して参考にしてるのですが、
サラリーマン退職して限界集落の郷里に帰ってこられて
まずは部落の草刈りに奔走されてます。
人柄の良さから来るのでしょうが登録者は3万人を軽く超えたyoutuberになってます。
しかし登録の人数が増えるといろんな人が出てくるのはさけられないようです。
15分頃 心情吐露
過疎とか少子高齢化、限界集落とかいってもピンからキリ。
実践するひともピンからキリ。それを区別しないでものをいう愚かさ、TVの見すぎだね。
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郷里の佐賀に帰るのに川崎の浮島からバイクでフェリーに乗り、
延岡の亀岡港につき、五十鈴川を登って行って高千穂。
右折して阿蘇 高森方面へ。
右手東側にとんがった祖母山が見えて裾野は酪農家が多かったような記憶。
かぼすTVはその山の裏側、源流域の限界集落。
オバーさんだらけになって草刈りできない。
サラリーマンやって戻ってきたシロートでも村里を守るため自分の畑を後回しにして
オバーさんたちの田畑の草刈りをする。おそらく無報酬。
自立? 個人主義? はあ?
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去年、土佐の物部川源流域行きました。
戦後の木材需要で一時栄えたけど、切る木がなくなって若い村長が部落全部の南米移住を
訴え県も国も大いに支援したけど最後に残って移住したのは村長を含む二家族だけだった。
時代が流れダム工事の道路が高知まで通じて働くことができるようになった。
そのダムのあたり梁瀬という集落があったらしい。
ダムの周りにアンパンマンミュージアム。
困ってる人がいたら頬っぺたのアンパンちぎってあげる。
かぼすTVさんとこもおなじ。
これが ”縄文” の文化、精神、心なんだと思います。
シンプルそのもの。
絶望しか見えない時、庶民はどうするのか。
報われないのを承知で不撓不屈にがんばる、あるいは歌い笑う。
なければ作る。
1万年以上日本人は無意識にこれをやってきた。
無意識にやってることだけがほんもの。
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泊り明けのきょう、東の明石山脈は靄に包まれてました。
降ってくるまで洗濯物干しておこう。