https://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/service/cmap/#:~:text=cmap%EF%BC%88%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%81%AF&text=%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E3%81%AF%E4%B8%8A%E9%99%B8%E5%89%8D%E3%81%8B%E3%82%89,catastrophe%EF%BC%89%E3%81%AB%E7%94%B1%E6%9D%A5%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
アプリを開くといま栃木県で停電してる。
まだ実感がわかないのは危機が迫ってないからしょうがないか。
カタストロフィーを破滅と思うか大惨事と思うかは別として
予測される災いの大もとは雨だと思う。
伊勢湾台風は5000人以上の犠牲者。
伊那谷の36災害は136人の犠牲者。
1971、バングラデッシュのサイクロンでは30万人の犠牲者。
半数以上が疫病、避難を呼びかけても財産を奪われるからにげない。
ガンジスの三角州にできた国だから平ら、山はない。
伊勢湾もバングラも台風による高潮で被害を生んでた。
住んでるところが海に戻ったかたち。
伊那谷の36災害は長雨、豪雨が地質、地形からくる脆弱性を
おそった。
https://www.cbr.mlit.go.jp/tenjyo/36saigai/index.html
これを見てわかったのは ”あばれ天竜” ではなくて天竜川に流れ込む支流、
無数の毛細血管のような沢が暴れまくった。
家のそばを流れる一跨ぎの沢があふれその上から巨岩が転がり落ち
どろ壁の蔵を母屋まで吹き飛ばす。
山がなぐ、山が抜けるという。山体崩壊、がけ崩れ、土石流は轟音とともにやってくる。
”山の神”はほんとにいる!
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東シナ海に面した長崎県西彼杵、自分が好きなところ。
冬は100m下の海から烈風が吹き上げてくる。
夏の豪雨だと長与(女子プロの長与千種)から諫早にかけて1日に1000㎜以上降った記録がある。
天城峠は200㎜降ったら通行止め。
伊那谷では連続300mm~500mm降ったらそこらじゅうで
表土流失、山の姿かたちが変わるほど崩壊する。
最近知らないうちに粉雪こゆきがふってて朝真っ白になってることがある。
でもやんだら自分から溶けていく。
霧雨小雨が雪になったような感じ。
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cmapは
山の含有水量を人工衛星から計れるのかもしれないなー。
長雨のあと林道入ったらバケツぐらいの石がごろごろ、
山が膨らんでるんだろうって気がしてすぐ引き返す。
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こういう禍々しい話題にもかかわらず明るい希望や楽しみが
あるんですね。
中川村に隣接する大鹿村、山体崩壊あとを公園にして
あります。
https://www.facebook.com/oshika.mtl/?ref=page_internal
この博物館の学芸員のかたは人気の的でしたが定年退職されて、
今は顧問の形でかかわっておられるそうです。
このかたの書かれたものがpdfで読めます。
大鹿村中央構造線博物館に併設されてる民俗資料館もとてもよさそうです。
そこが発行してる ”ろくべん館だより” 地に足の着いた文章、なかなかのものです。
https://mtl-muse.com/museum/letter-rokuben/letter-rokuben/
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伊那谷というと中央構造線、断層となるのですが興味なし。
プレートの沈み込みをこの学芸員さんははなしてくれてます。
学会はプレートテクトニクス、プルームテクトニクスに踏み込むことが
まだまだタブーあつかいされてるようですね。
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領家変性帯、三波川変性帯の岩石の現物を見れるのが楽しみです。
多摩川の石拾って売ってるような人にはなりたくないから
中川村の石みて、これはなになに岩、なになに石って
言えるようになったらいいなー。