きのうは暖かい窓際で皮剥いだ枝の仕上げを始めたら、刃物の切れ味ダウンしてる。
よく見ると細かい(o.1mmぐらいの)刃こぼれもある。
すぐやめて何本か研ぎを始めたら半日以上かかる。
予定変更して材料取り。
といっても椅子ってどうやって作り始めるの? わからない!
とりあえず、座る枠、あし、補強の細い枝三種類に分け、
余分に一本ずつ用意した。
アバウトに30cm立方体をイメージしてるけど全部40cmで切断する。
何から始めるか?足は曲がったのが多いから座枠を中心に考える。
その中でも左右の太めの枝をスタートにする。
座りのよさそうなの選んでちゃぶ台の上に寝かせてみる。
かたあし上げてたり腰が曲がってたりする。
この二本を使って水平線を作る。
ちゃぶ台の上で何とか水平に寝るように削る。
ハイトゲージはないから物差しで台からだいたい同じ高さのところへマーキングして
やっと基準線が得られるってわけ。
船でいえば喫水線。
座枠の水平線が基準ですべてが展開していくだろう?
足はあっちゃこし向いてるから四方の側面はでたらめになる。
それでも足の補強になるならほっとくか❓
****
チェーンソーで切った枝の木端が乾燥で少し割れてきてるのがあったから
木工ボンドを買いに行って一日終り。
****
きょうは研ぎからはじめる。
刃先に微細な刃こぼれあるから刃先から荒砥で削る。
角度がキープできないで揺れる。
それでも力まず軽ーく軽ーくこすっているうちに
滑らかに滑るようになったり無音になったりする。
けっか鎬面の平面がふえたけどまだ0.1mmそこそこの隙間がある。
かすかに丸ってるのがわかる。
本職の40度のノミ、錆がついてるから荒砥から始める。
これも刃こぼれがあった。鎬面に逆らわず軽ーく軽ーくこすっていく。
こんなに立ててこするのか―!ってくらい立てないと平面にならない。
鑿二本ともノート(コピー用紙より厚い)にまっすぐ当てて突き刺さるから
いちおう良しとする。切れ味も戻った。
マルッパだった鑿は25度の超薄刃になってしまってる。切れるけどすぐ刃がかけるでしょう。
切り出しナイフ(小刀)大活躍。刃がかけたときの救援にハンティングナイフも
仕上げ砥石使って研いでおく。
しかし切れない鋼、ノートに刺さらない。手斧のもたーっとした感じ。
背中(峰)のこする力抜群だからそれでもいい。
三本の研ぎだけでもう夕方近く。
****
小さな町ふたつむこうのドン・キホーテ2階にダイソウがある。
そこでほぞ穴用のドリルを探すつもり。
ざっと見てなさそう。
ドン・キホーテと競合する商品は置けないんだろーなーと思いながら
一人で働いてる女性にきいてみたら、聞くたんび案内してくれて
出てくる出てくる。
過炭酸ナトリウム(洗濯機洗浄剤、ダイソウ自社開発)、A5ルーズリーフ20穴、
0.7㎜ボールペン(黒x5、赤x2、青x1)、約3ミリ径竹ひご320㎜x20本(ほぞ穴用竹釘)
金鋸用替え刃(小鉋の仕込み用、アサリなし)、2.8mmドリル、4 5 6 8 9mm木工用錐、
丸、三角やすり(プラスチック、真鍮、アルミのほかに鉄とまで書いてある!)
ダイヤモンドやすり(ほそい3本セット、女性の爪を研ぐのによさそう。ほぞ穴のテーパーや
竹釘の穴用)
5時を回ったら広い駐車場は会社帰りの乗用車でびっしり。
枝木で作る椅子、ダイソウの道具でかなりいけそう。
****
アイロンを使った曲木、木工家に評判いいみたい。
アイロンの温度調べたら200度以上ちょっとらしい。
水浸しのタオルとアルミホイール巻いてその上からアイロンがけ。
曲げるとき角材の外側に鉄バンド固定が必須。
まるい枝木はアイロンもバンドもかけにくい。
曲率の緩い曲げならバンドいらない。
亜鉛引きのバケツにタオルとアルミホイール巻いた枝木、
上からジャージャー水かけながら遠赤外のストーブの真ん前に置く。
遠赤外の真ん前の温度が何度になるか?
伊豆でフランスパン焼くとき、穴掘って焚火して作った鉄の箱の中の温度をはかるために
400度まで計れる水銀温度計をかった。フランスパンは300度。
それを捨てずに今でも持っていた!
こんど遠赤外の温度を計ってみよう。200度以上になったらめでたしめでたし。