肌寒い雨がつづいています。
本を箱詰めしてるとパラパラめくっただけの本が結構ありました!
ついつい立ち読みしてしまう。
古事記、允恭天皇、古墳時代。
この時代になっても皇族の近親婚多くて病弱短命。
木梨の軽の王子、兄妹。
タブーになっていたにもかかわらず禁を犯す。
四国に流されたり、自殺したり、、、
皇位継承あらそい年がら年中、讒言、陰謀、暗殺ざら。
権力が安定するには何百年かして平安時代になってからか?
古墳時代、秦氏が活躍しだして出雲で砂鉄を原料にたたら製鉄が飛躍的に発達
もちろん乱暴者のスサノオノミコトのヤマタノオロチ退治は山の向こうの
奥出雲。
そこがたたら製鉄のメッカ。わざわざ山の真砂土けずって水で流しながら
砂鉄を分離沈殿させるから、土砂は下流の川床にたまって天井川。
毎年、田畑は洪水。
人身供御のお姫様をスサノオが救う話が神話になってる。
鉄の威力、玉はがね需要はあまた。備前長船は名刀の産地。
ここ新見は広島、島根に近い岡山県。
桃太郎にきびだんご、鬼退治。
岡山の東端が赤穂浪士の赤穂。蘇我氏に追われて逃げてきた秦河勝の神社が
生島にある。立ち入り禁止。
https://ako-kankou.jp/sightseeing/ikushima.html
出雲、吉備何かと秦氏、同化ユダヤ人にゆかりがふかい。
あの津山事件の加茂郡倉見はたたら製鉄で栄えたところでした。
砂鉄、水,燃料の炭、搬送の道に恵まれていたのでしょう。
狭い盆地でコメも取れれば畑もある。
峠の向こうの奥出雲では嫁にいくなら加茂の倉見へといわれたぐらい豊かな土地。
そこの庄屋が都井睦夫の生家でした。
本家の爺さん両親みんな結核で死んで、直系の相続人は幼い孫の睦夫がいるのに
後妻だったおばあさんと孫二人、はした金与えておばあさんの実家 貝尾に
追い出してしまう。すべては叔父の因業からはじまった。
事件を聞いてその叔父はこのつぎは
自分が狙われると思って三日三晩 倉に閉じこもったとか。
皇位継承争い、財産相続争い、夜這いの近親相姦みんな縄文時代からの悪弊。
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ここに万能細胞のキーワード ”同化ユダヤ人” があらわれる。
これがなかったら田中英道さんの日本の古代史解明も
デッドエンドにぶち当たっていたろうと思います。
まさにユダヤ人抜きの世界の歴史はありえない。
虐待差別をしてきた白人社会はユダヤ人を大ぴらに批判できない。
日本はできる。
絶対多数の縄文人は虐待、差別することなくユダヤ人を縄文文化に同化させてしまう。
ユダヤ人自身が自らすすんで同化してしまう。
幾多の衝突、反逆のたびに絶対多数の縄文人は同化ユダヤ人を鎮圧、排斥、追放しながら
国内でさらに同化させてしまう。
彼らの遊牧民としての気性、能力、知識、覇気をDNAごと取り込みながら
自らの共同信仰としての自然信仰、御霊信仰、祖霊信仰は縄文以来かえない。
個人に特化した喜怒哀楽の感情表現、悟り、認識への憧れを
同化ユダヤ人も加わって縄文日本文化を作り上げてきた。
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遊牧民の特性、渡り歩く。
”天の加護なき事、、、現世の安穏ならざること、、、” いかにせん。
定住して渡りあるかないと血の巡りが悪くなり退化する。
安静、平和であることの代償。
定住した中南米のインディオの母系社会は近親婚のつみかさねで
文明そのものが自壊してしまったといわれる。
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ニーチェが ”悦ばしき知恵”で 神は死んだ、お前たちが殺したのだ!と
近代合理主義の没落を予言した明治のなかごろ、先進的な西洋の画家たちが
ジャポニズムに救済の手掛かりを求めはじめる。
北斎であり、富士山でありアマテラス太陽である。
それは死んだ神の上に自然を置こうとするムーブメント。
自然の一部である庶民、we the people,
どうしようもないといえばどうしようもない人々。
"人間的な、あまりにも人間的な” 縄文の歴史と文化は
”清く、正しく、うつくしい” ばかりじゃなかった。
シェークスピアの悲劇が陰鬱な後味を残すように
小津安二郎の映画も一抹の苦さを後に残します。
にも拘わらず 気分を変えて もう一度!何度も何度も もう一度!
といえる日本列島の楽天性はあらゆる人々の希望につながっていくと思います。