都会や町、海辺に住んでると
田植え時がこんなに忙しいとは気づかなかった。
****
いま自分は草刈をしてるだけで農業の端っこにいる。
母の実家は吉野ケ里や東名(ひがしみょう)遺跡の並びで
村の中に古墳がある里山。
縄文海進のころ目の前は有明海で後ろの背振山脈が
玄界灘の冬の風を遮ってくれてあったかいところだと
おじいさんは愚兄にはなしてくれたらしい。
山には野狐(やこ)がいて人をだますから気をつけねばならんとか。
まー2万年3万年前からそこら辺に住んでたんでしょうねー。
米を作るようになってから何千年かは
もちろん農民で親戚も農家が多かった。
ただ勤め人になってしまった両親のもとで育ったから
農業と縁はなく遠い都会から遊びに行くだけでした。
ここ伊那平に来て初めて農業を垣間見てる感じです。
****
綿引君を後ろに乗せて草刈りにきた日曜日、
禅呂君いないからおかーさんに綿引君の草刈り機や燃料、
段取りしてもらいました。
蜂箱のおいてあるところを8割がた刈ったところで
じぶんは泊りがあるから昼前に上がり、残りは
綿引君に任せました。
自分は草刈が面白くてやってるんだけど、
綿引君もなんか楽しいんだろね。
****
昨日の写真
狭いところの草刈りだから長い時間はかからない。
きょうの蜂箱のところもあっという間に終わる。
綿引君は1時過ぎに帰ってきた。
途中の田んぼのあちこちで家族総出の田植えがにぎやかでした。