下の棚田法面おわって上から伸びてきたところを
きのう泊り明けから刈り始めたのですが途中まででした。
その続きを今日やろうとしたら禅呂君が刈ってしまった。
そこで葦が生えているところを案内してもらって刈り始めました。
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ここで面白い体験をしました。
きつい大法面と比べたらほとんど遊びの草刈り。
溶接でいえば下向き溶接。長時間やればそれなりに疲れはしますが。
足場が両足フラットに立てるから草刈り機を長時間回しっぱなし。
だもんで手にしびれが残ります。
大きな革手の下にゴムつき軍手もう一枚はめると大丈夫。
余裕で遊び心が沸いてきて沢のそばで1m以上背の高いマムシグサ10本ぐらい
刈り残しました。
禅呂君からは気持ち悪がる人もいるからみんな刈り払っているとは聞いていましたが
伊豆でもこんな背の高いマムシグサは珍しいです。
ここは人も入ってこない。今井家の墓が北側にあって禅呂君が今日草刈りおわしました。
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マメ科の落葉高木 エンジュの林の下、もともとは米を作っていた棚田です。
夕方久しぶりに禅呂君のおかーさんと電話で話したらスギやヒノキの高木で
墓が日陰にならないように、落葉するエンジュを植えてあるそうです。
らくらくと草を刈っているうちに古い石垣やぐり石が出てくるエンジュの林。
そのうちスーッと縄文時代に吸い込まれていくような不思議な感覚。
別にスピリチュアルではないけど体の疲労が癒される草刈り場です。
なぜ石を積んで水をためて稲を植え草を刈るのか❓
何千年も昔の縄文時代から続く日本人の飢え死にしないための生きかた、文化です。
日本の原風景とか美的景観を保存するなどというのは
人類が飢餓から解放されたつい最近のこと。
その文化が自分の体の中の血肉となって生きているから
その場所、その時間を体験すると無意識にヒーリングされるのでしょう。
商売っ気なしの縄文テイストです。
禅呂君のおかーさんも ここが一番のお気に入りの場所。
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この場所は何日かかけてゆっくり自分に草刈りさせてくれるように禅呂君に頼もう。
ギリシャローマに勝るとも劣らない縄文文化、芸術の源流がここに残ってる。
できることならエスキモーのデイヴィットやチャーリー、ケニヤマサイのジョージを
ここに連れてきて ”これがJapanだぜ” といってやりたい気分。
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メインのキャンプグランドに石垣が膨らみ草に覆われたところがあり、
十数年前から禅呂君が気になっても手を付けられなかったところがある。
”誰でもできる石積み 入門” やりましょう!
あした雨らしいから休みにして夕方泊り。
中川村で野面石で空積みした石垣探せばかなりある。
写真になりそう。
今日あたり麦秋、あちこちで家族や結いで刈り取りやってました。
のどかな光景です。