二日前のしとしと雨で山から清水がしみだして
草木の花が一気に開き始めてます。
わさびの花初めて見ました。
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泥窯の底のほうは風に当たらず乾きません。
引っぱり出した古竹も土かぶっていたのは湿ってます。
これからは捏ねた粘土も乾かさないと焼けません。
乾燥に次ぐ乾燥、焼くのはせいぜい二日ぐらいのつもり。
ところで世話いらずの水簸のやり方忘れかけてる、再学習!
焼くための道具や金物用意したはいいけど頭混乱!?
自分の泥窯と雲南式泥窯の違いが混乱したままでした。
覆い焼式野焼き、円筒の側壁あり。
炉心に約10cmの高さの炉台(イノシシメッシュ)
燃料全体に酸素が行き渡る、しかしゆっくり。
薪を何段か重ねて焼き物を置き、泥窯上端まで隙間を草や葉っぱ、蘆、カヤで埋め尽くす。
泥窯の上端に泥のせて波板トタンで蓋をする。その上に土をかぶせて保温。
蓋の真ん中に先をつぶした煙突を立てるか三角錐の煙突作る。
下の焚き口は鉄板でふさいで小さい穴あける。
少ない酸素でゆっくり燃やすけど吸い込み吸い上げは確実に!
急加熱、急徐冷はしない。
実際燃やすのは10時間ぐらいらしいけど燃料次第。
燃え尽きるまでやってみないとわからない。
あけるのは翌日。
途中で雨降ってきてもトタンかぶっているからOKか。
雲南式のように毎回解体しないで済む。
焼き物の周りを埋める藁はないけど代わりの枯れ草、蘆、葉っぱはある。
枯れ枝、蔓もある。
泥かぶせ式は大きな炎は出ない。
長ーい時間けぶっているタバコの火の不始末みたいなもの。
ブロワー、ふいごを使えば1000度以上になるけど縄文の素焼き土器でいい。
燃料の薪も少ししか使わない。
泥土や草木の灰の保温力が多分きくだろう―、、、希望的観測。
ウリボーや子熊、柴犬もはいる。
問題は水簸したそこらの土が焼いてどうなるか、やってみないとわからない。
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縄文土偶で一番好きなのは最古の土偶と言われてるこれ
陶芸家の三上亮さんの白いトルソー風な作品はこれをモチーフにしてたんじゃないだろーか?
3センチそこそこの土偶、何を思って作ったのか、、、
囲炉裏のそばで作って囲炉裏で焼いたんじゃないだろーか。
何日も灰にいけといて、、、