2022年7月14日木曜日

暗中模索

 ってことは、棚田の急斜面、失敗の連続です。

ロープが滑らないから横移動できない。

単管ぐらいすべすべしてないとダメ。

たてに伸ばしたラ二ヤード、左右に振り回す草刈り機に邪魔。

上からつるしたら使えるけど棚田ではつるすところがない。

ラ二ヤード(命綱替わりでもある)なければ斜面に立って足がそろったら

草刈り機背負って転がりやすい。

アイゼンが草に絡んだり、バランス崩して4~5回バク転。

草地で誰も見てないからよかったものの、

一度だけ今井さんの奥さんが見てる前で草に絡んで前方回転。

ちょうど細い水路にヘルメットから突っ込んで、背負ってる草刈り機が

重しになって動けない。眼鏡も飛んでしまった。

奥さんに草刈り機持ち上げてもらってセーフ。

それからは、むやみに立ち上がらず必ず片手をついて軸足をきめる。

T型が基本だけど谷がわの軸足が疲れてきたら、

山側の足を大きく踏み込むか、膝の外側を斜面に預けて体重を分散させる。

斜面に寄りかかった状態では動きが鈍くなるけど仕方ない。

移動する度に転落しないようピッケル替わりの鎌は石が多くて

刃先が折れたから造船のかんかんハンマーの柄を短くして使おうと思う。

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それ以上に問題なのは、足元。

ゆるければ靴の中で動いて滑る。

マットやスポンジ詰め込んでも生地やゴムが膨らむから

テーピングしたようにはならない。

むしろ在来通り、ピッタリサイズの地下足袋で足首の靱帯に頼るしかないのかもしれない。

棚田の斜面の草刈りは皆さんやりたがらない。

腕のいいベテランは発電所の導水管の下の斜面で草刈りやったことある。

”四つん這いじゃなくて六つん這いだよ。両手両ひざ両つま先でさー

立つたらひっくり返る”

それも若い時の話だけどね。いまは短時間、狭い範囲ならこなせる。

自分はハードな登山靴をギブス替わりにしてアイゼンつけて、

ぼっちら、ぼっちらやるしかない。

その登山靴も年代物だから縫い目だけが頑丈に頑張っていて

斜面ではくるぶしの上で急角度に脛骨にあたって痛くて仕方ない。

1インチぐらいの厚さのスポンジをあてて、上にずり上がってこないよう工夫する。明日やってみる。

dingyの自作と同じで失敗の連続は身につくことも多いだろうと自分を慰める。

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晴れた日の入道雲はその時撮っておかないと後で後悔すると思ってパチパチ。

ただそれがどってことない写真で終わるのはシロートの浅はかさなのかもね。




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Ahamo、スマフォのほうはお隣の若い人の指導もあっていくらか前進。

シム入れ替えてもノートンがすんなりダウンロードできない。

3時間ぐらいずつ二日かかってやっとはいった。

いぜんのような遠隔操作のサービスを使わずチャットだけで済ます。

きょうは3時前に草刈りやめて1時間ぐらいアプリ削除の方法を教えてもらった。

仕事中も体から離さず携帯するという若い人、ハードケースを使ってる。

素手で持ってると熱を持ってる気がするから聞いたら彼もそれに気づいていた。

安物だからかもしれない。

シルバーはこの暑いのにチョッキを着てポケットに入れてる人が多い。

どうしようかなメッシュのチョッキあるけど、、、

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餅もからからに乾いて明日あたり揚げようか。

水分ゼロに近いからかなり固いおかきになるかもしれない。

問題は160度の低温で揚げることができるかどうか。

水銀の温度計(400度C)40㎝ぐらいある。どうやって鍋に固定する❓

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あべちゃんを惜しむ人が多い。

じぶんは解体の親方が志村を惜しんでたのと同じような気分。

G7を伊勢神宮に案内して記念写真を撮ってたのが一番記憶に残ってる。

白い玉砂利だけのだだっ広い伊勢神宮の境内、奈良や京都とは違う。

いかにも縄文テイストが保存されてる。

ここ伊那平では物部守屋と諏訪タケミナカタ出雲系が共存してる。

ただ同化ユダヤ人のほうが業績から言えば優勢な感じがします。

神社以前の縄文テイストは地質、風土、遺跡、土器に残っていると思います。

火山は浅間、御岳山が近いくらいでプレートテクトニクスでいう

隆起のほうが目につく地方なんだと思います。

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気候でいえば最近思い出したんだけど会津盆地に似てるなーと思いました。

盆のころ勝兄とセーリングカヌーを積んで猪苗代湖の南端に行った。

そばの畑が真っ白で、小さな赤はらの川魚の燻製が売られてた。

純国産のカメラ レンズメーカー シグマがあって 福島原発事故の影響を受けなかった

会津コシヒカリががんばってる。

会津田島あたりから入っていくとコンビニと銀行以外はクーラーの室外機がないことに気が付きました。

会津も西のほう、只見まで行ったら豪雪地帯ですが盆地は米どころのようでした。

磐梯山はじめ火山はたっぷり、猪苗代湖は広いからヨットレースで15m/秒のブローが吹く、浜名湖並み。

”ならぬことはなりませぬ”としつけられた白虎隊、徳川の北の守り松平。

内陸工業団地がたくさんあって大都会がなくても豊かな地方都市。

諏訪から伊那平もそんな感じがします。

原発から遠く(海から遠く)、重工業コンビナートはない。

クリーンなハイテク産業の歴史があって、ダムやトンネル、電力の工事現場がある。

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昼間は暑いけど湿気が少ない、夜は窓開けといたら寒いぐらい。

夏は湿気た亜熱帯みたいなとこに長く住んでたのでこの冷涼さは新鮮です。

山に囲まれて風向は一定しない、強風もない。

同じマグマ列島の上ながら

地質の風化からくる河川対策は平野部以上に手をぬくことはできない。

”海の代わりに山がある” 見れど飽かぬかも。


 



めずらしく大西。 棚田の天端、体持っていかれそう。 雲が走って、新緑の葉裏がみんなひっくり返る。 伊豆なら沖は時化。 3時には吹き止みました。 **** 19日曜日、綿引君休み。自分は午前中ならteepeeの天幕上げ手伝える。 ロープワークやブロック、シャックル、Sカン、W南京な...