おととい古道具屋で買った8分の鑿、恐る恐る裏から研ぎ出す。
力を入れずそーっとそーっと。
くぼんだ所から刃先まで4mm、、、もある。
よく考えたら鑿の構造、各部分の名前も知らない。
いつまでたっても鋼と地金の境目が出てこない?
あとでしらべたら裏ぜんぶが鋼だから境目はない。げっ!
これ4mm、例の”べた裏”というものかな?
むかしは研ぐのが大変だったのでノミは裏スキの先端から刃先まで
タップリあった方がいいってことになってたらしい。
この鑿使ってた人も昔の大工なんだろうね。
左右のかど、耳の曇りがいつまでたっても消えない。
鎌用の細い砥石、番手が少し荒そうなので使う。
だんだん意地になって力入れる。何とかめどがつきそうになったので
#1000の中砥に変えて軽くおさえて延々と研ぐ。
理屈分からないまま#6000の仕上げ砥に替え一層軽く延々と研ぐ。
どこで終わりにしたらいいかわからないまま疲れて終わりにする。
鏡みたくはなってるけど平面になってるか不明。
150㎜のsusの物差しのせて写して歪みを見る。
そこらじゅう傷が残ってるけど0.5mmの目盛りが歪まず写ってる。
自信ないまま疲れて休憩。
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気を取り直して表側、、、しのぎ面というらしい。
見た目いくらか片方が丸ってるように見える。
”研いでるうちに治るだろう” と思ったのが素人の浅はかさで
いつまでたってもバリ、、、刃がえりが出てこない。
延々と研ぎ続けた結果、丸っ刃は丸っぱのママでした。
出っ張ってるところが地金だということがわかって
”グラインダーで削ってしまおうか”とも考えるけど決心つかない。
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あしたは午後からシルバー人材の登録に行かなきゃ。
身近に大工がいればいいのだけどいない。
試してみて失敗、失敗、失敗。
その繰り返しが人に教わるより身につく。
もう限界だと思っても、繰り返してるうちに
いつの間にか壁を乗り越えている自分にきがつくこともあります。
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初日敗退! しょーがねーよ。
気分を変えて、もう一度!