起きだす前に作業椅子のかたちと接着剤をかんがえる。
デザインは出まかせに考えるからコロコロ変わって消える。
木工ボンドは商品が増えて外国製が人気みたい。
詳しく見たらほとんど耐水性なし、あっても軽い防水時計てな感じ。
誰も水中でイス使わないから当然だね。
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鉄と合板の接合に通しボルトと水性ビニール系(当時の呼び名)接着剤を共用したのですが
その時たいへんメーカーさんにお世話になって、フネは未完成のまま終わってしまいました。
以来お付き合いもなくなったのですが椅子の接着をすることになったので
こちらのメーカーの接着剤を再度使わしてもらいます。
http://shop.koyoweb.com/html/company.html
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10年以上前の記憶をたどっていくと
デッキはロイド規格の耐水合板、船内居住区はその十分の一の値段の耐水合板。
耐水とは名ばかりでこれでふね作る人はいません。
その防水コーテイングに水性で万能薬みたいなマルチョウ パワーテックを使いました。
一斗缶まるまる。
ふつうベニヤ板は古くなると木端口から開いてきます。
駐車場のフェンスに吊るした
薄い並みベニヤ表示板、この保護コート剤をつかったら3年間何ともなし。
雨風、紫外線に暴露され続けて3年間、驚きでした。
500㏄のボトルが残ってたので、ふったらチャプチャプ、固まってない!
10年はたってるのに。
使うきっかけは伊豆の量販店の店員が ”展示会でこれでコーテイングした外壁サイデイングの水槽に金魚が5年もいきてるって宣伝してたんですよ!” といったから。
マルチョウパワーテック 防水、防さび 保護コート剤。
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もしこれができたら 万能の天才 ミケランジェロ の商号を上げたい。
主成分; スチレン、アクリル酸エステル共重合体 と 水
自分で何しゃべってるかわからない、だけど化学音痴でも雰囲気で感じるんだよねー。
https://astamuse.com/ja/published/JP/No/2020045588
製紙メーカーの滲み防止のための処理、サイジング剤がスチレン、アクリル酸エステル共重合体 、表面塗布するという!
後のほうでコーンスターチ、馬鈴薯澱粉、、、、(天然由来のダイソーの洗濯のりもそのたぐい)でてくる。
発明、特許出願に関する文書だけど 紙の滲み防止に膠+ミョウバンの ドーサ液ではなく
サイジング剤 量販店やダイソウで材料格安に手に入るんじゃない?
あとは 調合、、、試行錯誤、、、滲み具合で決める。
削った木くずはパルプ>粉砕、ミキサー>ダイソウの過炭酸ナトリウム で中和、漂白
網でろ過>極厚紙>マルチョウパワーテックとダイソーの天然由来の洗濯のりを調合塗布
椅子つくりと極厚紙つくり同時進行できそうです。
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天気回復、日が差してきて気温も上がってきました。
急いで作業場つくり、
200㎜のふと枝切るのにクタクタ。
こんどは刃物の切れ具合試してみる。
枝は一か月たっても生木の状態。
水たっぷり含んでどの刃物でも簡単に削れる。
ただし、、、魚のうろこみたいな表面、、、
つまり流れるようなラインに削れてない。
もっと節をとって表面の凹凸を減らしてから
鑿、鉋の出番まちでしょーねー。
まだ鑿鉋用意してない。材料の下ごしらえと
形、寸法を先行します。
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大島さんが軽トラのバッテリー充電に来られました。
若い人が借りて帰ってきたのだけど低温で朝かからなかったみたい。
夕方 充電器と線片付けるの頼まれました。そして作業場つかっていいですよ
とも言われたのですがいまは準備の最中でアパートのこの作業場の方がいい。
ベニヤに囲まれてかざよけOK.
ただ 座り作業になるとつま先から冷えてきて防寒ブーツも限界。
金指君からもらったホカロンどっかにあったはず、使おう。
刃物を自分に向かって引いたりするからベニヤのエプロンみたいの用意しよう。
5時回って隣の若い人も帰ってきた。
よる雨か雪2~30%、ベニヤたたんで木くずを青シートに包んで終了。
座ったままベニヤの上から山並みが見える、なかなかいいね。