ゲート前後左右に補強が取れました。
3時ごろ木陰の中のゲートに陽が差して
うしろには、
いつのまにか真っ赤に紅葉した楓の木があざやかです。
あしたは梁のすぐ下にあけた10mmの穴に6mmのワイヤーを通し
小さな滑車をながしワイヤーを柱に沿わせて絞り、地中に埋め込む予定です。
パレットを吊るしてどうなるか、せっかく買ったキャスター利用できないか
いろいろ思案中です。
今井さんはおもい詰めていくと
とつじょgood ideaがひらめきます。
はたで無責任に見ているとなかなか面白いもんですね。
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風がないことはないけど高い山にさえぎられて
伊豆のようには風が吹かない。
11月でもまだ靄ってる。
てっきり死蔵されて聞けないものとあきらめていました。
20数年前。伊豆でヨットを作りながら毎週水曜日NHKを聞いてました。
自分のボーカル好みはこれで育ったようなものです。
いまは民謡などという狭いジャンルにこだわることなく
時空を超えた人間の声、うたを味わうことができる貴重な音源だと思います。
アフリカに音階スケールはない、旋律メロディ―もない、コードもない、リズムだけ。
ときおり絶叫のシャウトがある。
その絶叫のシャウトがこれです。
諏訪神社 物部 守矢山の木おろしうた。
同化ユダヤ人たちは自分たちの信仰もいれたけど
縄文人の信仰をリスペクトしたろうと思います。
アフリカから人類が日の高く上がるところを目指して歩きだした、なぜかしらないけど。
かってアフリカ人だった縄文人もユダヤ人も日本列島にたどり着いていまがある。
アフリカのリズム、アフロビートはなくしてしまったけどポリリズムは古典芸能や
民謡の中に生き続けている。
古典中の古典、別格扱いの三番叟がその典型だと思います。
絶叫シャウトの対極、
縄文人の悲哀、悲しみ。
五木村へはいったことない。
土佐の物部川 源流域とあまり変わらないでしょう。
アンパンマンのヤナセタカシさんのふるさと。人が困っていると自分の頬っぺたちぎって
アンパンあげる?らしい。
蛇足ながら竹内勉さんは採集した10万曲以上の中で最高の歌い手は
佐渡が島 小木の大工の娘 中川千代さん 両津甚句 と言い切る。
じぶんの好みは梅若さんです。(ひとつ前の五木の子守歌の画面にあります)
会津の東山温泉で千鳥という源氏名で出ていたころ赤坂小梅さんがやってきて
小梅さんから梅若という名前をもらったとか。
ふたりとも関取の化粧まわしのような着物の帯をポンポンと叩いて
野太い声で歌う。
旦那衆や軍人がそれを好んで黒田節なんか歌わせる。
じぶんも梅若さんの黒田節で尺八を練習しました。
低音を出せる歌い手はまれです。そして高音部も
声がひっくり返らない。
ここ最近では 金田たつえさん、藤圭子、岸壁の母のおかあさんぐらいでした。
ブラジルのサンバでいえばアルシオーネ、R&Bならエタ ジェームス。
縄文以来、人のうたう声は、時代を超え、空間を超え、人の体温を伝えることのできる最古の楽器。
そのうち 梅若さんの歌もupされるのを期待してます。