四国の自伐型林業をされている方を訪ねていったら連絡が取れなかった。
せっかく来たのだから物部川源流域を見て帰ることにしました。
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4~50年前の学生時代、栃木の友達とひと月近くユースホテル(一泊\500)利用して
四国旅行して以来です。終りのころには ”飽きて” しまい自分に旅行は向いてない
のがわかりました。
なぜ物部川かというと、四国の全体像がまるでつかめなかったからです。
蘇我、聖徳太子、秦河勝、物部それが四国とどこかでつながっているんだけど
ミッシングリングが多い気がします。
縄文遺跡は?最近やっと見つかった。徐福伝説は?
西南、四万十川地域に比べると土佐は流刑地ぐらいしかわからない。伊豆と似てる。
海岸地方はお遍路の弘法大師、山は剣山の修験道。どちらも同化ユダヤ人のテリトリー。
大歩危、小歩危を雨のなか走っていったけど谷が深くて奈良どころではなかった。
ヒマラヤのトレッキングコースのように急斜面にへばりついて人家がある。
大雨が続けば斜面の表土が剥がれ落ちる。
あっちこっちで崩落してあっちこっちで治山工事をしてる。
土砂崩れの履歴が地理院地図でみられる。
始めて山をまじまじと見たら でかすぎ、広すぎ 予防なんて人為を越えてる。
崩壊した後を修復するのがやっとだろうと思う。
ダムや砂防堤ないよりまし。
国家事業も林業も”自然淘汰”にまかせるしかないね。
国土保全のために税金払うのしかたない。
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物部川源流域は家は残ってても、もう人はすんでない。
製材用の丸鋸が 刻屋のなかに放置してある家もあった。
蘇我、聖徳太子、秦氏の仏教導入派にやぶれた物部氏はどこへいった?
ここは物部川。
天孫降臨の時から鉄、武器、天皇の親衛隊の物部氏は四国に落ち延びて
物部川流域にも居つく。
部落の最上流、国境にいくさ神八幡神。矢喰い八幡つまり防衛隊。
三波川変性帯(地学用語?)の変成岩、、、なんちゃってが祭神になってる?
プルームテクトニクスでずり上がってきた、、、なんちゃって地学のススメ。
地学は学者にお任せして、今回四国で感動したこと二つあります。
ひとつはnhkのアーカイブス。
住民の物部村の記録映像の中で悲惨な日常を笑いのめす会話がありました。
それがどこかえ行ってしまって いざなぎ流 という土俗信仰だけが別の録画になってます。
紙,御幣の美しい切り出し細工,形象。
実際は延々といつ終わるともない繰り返しの語りと遊動。
それはトランスするための全人類共通の手法。
アフリカも、オリエントもおなじ。
まさに縄文人スタイル。
https://www2.nhk.or.jp/archives/michi/cgi/detail.cgi?dasID=D0004990359_00000
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戦国時代、秦氏から名前を変えた長曾我部が四国全体を制覇する。
しかし豊臣、徳川の陣営に敗れ四国から同化ユダヤ人の勢力は抵抗しながらも消えていったように見える。
しかし
維新の時代になって板垣や竜馬の台頭はグローバルユダヤの支援が力になってるかもしれない。
自由民権なんて古来、日本の思想にはない。
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そして縄文以来の日本人の情感は次のサイトで伝わってくる。
http://inakami.net/blog/monobe_kaigai_iju-23194.html
たぶん説明はいらないと思います。
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かなり遠っ走りしたけど帰りしな伊那平、中川村に顔出していこう。
淡路島から神戸 渋滞避けるため高速、揖斐川北上して恵那山、御岳山の入道雲目指す。
南木曾の清内峠こえるあたりから素人でもわかる美林をくだる。
ブランド物の木曽ヒノキ。
夜中の2時ごろ土佐を出て、中川村夕方についたけどもう寝る。
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虫の知らせがあったような挨拶、四国の話したらうちの山あるけど
手を出す気ない、キャンプ場つくりに忙しい。本人林業の学校出てる。
”その年で林業なんてやめたがいいよ”という。
南伊豆の野呂ちゃんみたいな変わり者がヒマ持て余して
遊びがてら草刈手伝いに来てる。
自分と同い年で ”そりゃ村八分になるさ” ってぐらい頑固者。
家はいくらだってあるよ、といって自分ところに案内する。
今井さんも一緒に来て管理してる人と会う。頑固者の隣地。
腐ったような古屋何軒かとボッサ藪、雑木。
残念ながら三日前に持ち主が死んで相続になるからやめ。
今井さんがすぐ近くの農園やってる人のアパ―ト空いてるから仮住まいのつもりでどう?
会って話してお互い了解して ”じゃ―かえって引っ越しの準備します”
息苦しい都会の喧騒離れてさしあたり中川村のシルバー人材の草刈りでもやって。
チェーンソーの講習なんか受けてリハビがてら働きましょう。
頑固者の自宅はすぐ近く、函板金、鉄工やってた。道具見たら本物。
お互い似た仕事してる、忘れ物が多いのを気にしてる。
合言葉は ”笑って働け”