といえばクスコ、マチュピチ。G-mapでさがす。
”縄文人が海を渡って南米大陸へ上陸”
大陸の西側すぐ近くにプレートの潜り込みか溝が掘れて
南極からフンボルト海流が北上してる。
乾燥した砂漠、ビーチかと思ったら砂のがけ。
港がない!!
どこかに上陸できたとしてインカのチチカカ湖へむかう。
インカも当然太陽信仰。
創世神話は姉であり妻でもある近親婚の母系社会。
人身供御、生贄がスペイン人が征服するまで続いた。
そこが延々と混血を続けてきた日本、縄文人と違う。
遺跡発掘で今でもミイラが出てくるけど
幼児がまとめて100人以上出てきたりすると
さすが政府は発表を禁じる。
****
ジャイカによれば貧富の格差はあっても電気の通じていないところは
全体の30%ぐらい。アンデス、アマゾン地方。
サハラ以南は反対に電気が通じてるところが30%ぐらい。
ペルーはアフリカよりはいい。
明治に移民を受け入れてもらった国には恩があるから
皇室の訪問も多い。
****
インカは飛行機でいけるは観光地としては
チリ多島海や南極よりは欧米に近い。
縄文以来の日系人とのつながりもあって
先住民インディオだけでなく混血することで命をつないだ
ペルー国民の発展を祈ります。
****
悲しい歴史と神秘を売り物にする著作がほとんどですが
網野義彦の長男さんの
論文が秀逸だと思います。
目次見ただけなんだけど ユダヤ人をちゃんとかいている。
マルコポーロ?もコロンブスもフランシスコザビエルもユダヤ人改宗者。
スペイン皇帝とインカ皇帝とユダヤ商人の歴史。
そこに交わる母系、ミトコンドリアDNA、女性の力が
今のペルーの思想、文化の底流になってる予感がして
Pdfで足りるんだけどAmazonに頼みました。
****
網野義彦さんは最後までマルキストだったようですが
同化ユダヤ人の系統かもしれない。異形、辺境、無縁の人々が好き。
網野徹哉著 『インカとスペイン――帝国の交錯』