2024年7月13日土曜日

インカとスペイン

 雨になるのはわかっていた。

ポストに郵便のほかにアマゾンの文庫本が入っていた。

予想通り素晴らしい文庫本!。

午前中、拾い読み。

同業の研究者たちからも絶賛されているらしい

まずレコンキスタでスペインを追われた改宗ユダヤ人がペルーに逃れてくる。

異端審問で火あぶりになるまえに発狂して?

”インディオの祖先はユダヤ人だ”というものがでてくる。

日ユ同祖論じゃないか!

研究者じゃなくても日本人はユダヤ人に惹かれるのかな?


そしていちばん関心のあった”インカ文明の女性の力!?”


サンタナのエイトビート ラテン ”ブラック マジック ウーマン”が聞こえてくる。



なつかしいね~。

彼女の名前は フアナ デ マヨ

歯が抜けおちて、がちゃ目の 小柄なオバーさん。

インカの土、太陽につながる 女性の力の代表。

縄文テイストとかわらない。

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アメリカのwoodstockの時代、ペルーでも若い人たちは

自分たちのidentity求め始めた。

結論から言うと ”インカ ユートピア”  ロマンチック!

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50年たった現実、近代国家ペルーは、

ユダヤの普遍思想 自由平等民主主義が

”今だけ、金だけ、自分だけ”の搾取と欺瞞に過ぎなかったことが

暴露されてしまった。

インターネット、AIのおかげ。

当然、マルクス主義も化けの皮がはがれたのはアフリカも同じ。

著者もおとーさんと同様、社会主義に憧れていたようですが

ゲバラも、カストロも、日系アルゼンチンのネストル(造船所で知り合った)も

トーマス サンカラ、イブラヒム トラオーレもそうだった。

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火あぶりにされたユダヤ人、虐殺されたインカの原住民ものみこんで

今のペルーあるいはアフリカがある。

これを ”深淵”と呼ぶか”自然淘汰”と呼ぶかどうでもいい。

ひとはより良き明日へむかって歩むほかないのである。












春の日差し

 ゆっくり動く雲の間から日が差して 窓を閉めてればあったか。 **** バイクリヤカー頭の中でとっかえひっかえ形を変える。 絵心ないからモレーナのマスターのようにスケッチできない。 だんだん煮詰まってきて今あるものを活用する。 床はあまりものの鉄筋メッシュ。 オーニングや屋根、フ...