きのうは泊り明け南隣町のダイソーへ毛糸の手袋を買いに。
夜冷えるとキーボードを打つのに軍手では冷たい。
先っぽを切って使うつもりがそのままでスマフォを打てるフリースの
手袋があった。
ケーキの粉用の篩もあった。0.5mmぐらい華奢だけどつかってみる。
下田の金指君がPc周辺機器なんかも ”まずは100均へ行ってから”
と言われて300円のマウス3年以上つかえた。
ヒノキ枠の24目ゴマ篩買う前に100均へ行くべきだった。
綿引君も同乗してて帰り買い物の予定。
禅呂君から電話、”
”女の子が薪1トンぐらい運んでくるから手伝ってやって!”
薪下ろしてから車の燃料入れにいく。
日曜日で農協系のeneosみんな休みで北隣の町へ行く。
アパートに帰って朝飯、PM3時!
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燃料入れに行く途中、中川村の養命酒の発祥の蔵を嵩じ解体してるようだった。
屋根の葺き土、壁土みんな粘土。もしかしたら、、、
帰って土壁屋さんのサイトを見る。
http://www.tutikabe-net.com/studyreport/soil.htm
陶芸の本よりこっちのほうがわかりやすい。
技術屋さんも物理や化学も日本語の文章で書かれてる。
わかりやすい文章じゃないと素人は分からない。
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たとえば粘土って何ですか?と聞かれて明快な答えができないのが普通。
昔からそうだった。
4~50年前に電子顕微鏡が発明されるまで誰も粘土を作っている
粘土鉱物というものをみたひとはいなかった。
感覚でつかめない原子や分子を記号や番号で表現する、
面積のない点や線を嘘と知りながら使うと うまくいく。
質的なものを量に変換して操作するのが科学。
現実とは違うけど経験上 うまくいく。
以上はニーチェが一番苦労した自然哲学の理解、、、うろおぼえ。
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素人の自分が理解したのは、
土の中で一番小さい粒が粘土。
岩石が風化して物理的に小さくなった粒が
水や酸素で化学的に変化したのが粘土鉱物という分子,原子の固体。
もちろん肉眼では見えない。
フェイクでも、あると仮定するとうまくいくのが科学。
論証はできないけど信じることはできる絶対神みたいなもの。
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粘土を加熱すると
水が抜けて隙間ができてそこを原子やイオン(スーパーじゃないよ)が
移動して四葉のマークみたいだった粒の隙間がなくなって
一ッ葉の丸みたくなるらしい、、、しらんけど。
隙間が減って水漏れしにくくなる、それを焼結と呼んで5~600度
溶融となると1000度以上が普通で岩も石も砂も雷おこしの水飴。
縄文土器土偶の野焼き泥窯はおよびじゃない。
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今日は土嚢袋用意して養命酒の蔵の解体現場へよったら
屋根土も壁土もきれいに解体清掃されていてごみ一つ落ちてない現場でした。
気が付くのが遅かった。
奥のほうの産廃BOXには赤瓦がいくつも置いてあります。
捨てるには高額。普通は受け入れしない。
1000度以上で焼成した瓦は粘土には戻らずシャモットか舗装材料に入れたりするけど
赤瓦、土管の類は別途処理するんでしょう。
禅呂君のところは棚田を作るとき縄文の遺物、破片がいっぱい出たというから、
中川村で何とか粘土、赤土、探したい。
そこらじゅうで見るのは花崗岩の風化した真砂土ばかり。
西も東も隆起した山脈、関東ローム層みたいな
堆積した粘土層どこかにないか大鹿の博物館で聞いてみよう。
あるようでないのが粘土。ないようであるのが粘土。
聞き込みの刑事になった気分。