日本の古代史とか神話のはなしにレビ ストロースがよくでてくる。
”悲しき熱帯”を読んだだけで人類学者なんだろうぐらいに思っていた。
ところがヘーゲル以来の弁証法のマルクスやサルトルと闘っていたらしい。
サルトル来日の時に清水幾太郎さんも公開書簡で”言葉、言葉、言葉”のサルトルを
批判してた。
レビストロースもそうだったらしい。
そういえば岡本太郎も”実存主義なんて言わなくても人間は実存してる”なんていってたね。
しらないうちにサルトルは消えて行ってしまった。
批判した3人はどうもニーチェ愛好者だったような気がする。
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最近 レビストロースの来日講演読んだら
現代の秦氏みたいな、日本が好きでたまらない同化ユダヤ人に見えてきました。
https://core.ac.uk/download/pdf/198405003.pdf
縄文にはまるアーティストたちにとってもいい教科書になるでしょう。
ただのレプリカ、コピーではなく自分の感情、感覚をリルケ並みに研いでゆけば
縄文から神話、現代まで日本人は途切れず続いてるから
いつでも帰っていけるでしょう。
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レビストロースは今度は欧米が日本から学ぶ時が来た(とくに精神衛生的にね)といい、
田中英道さんは世界に日本文化を広宣流布する時が来た、という。
つまりプーチントランプ劇場がはねたあとの世界ってことですね。
”言葉、言葉、言葉”にはうんざりですから。