連泊、やることなくてスマホでYoutube 音楽聞くだけ。
しかもバイオリンばっかり。
いまは ”HIMARI ” というブランド、芸名?になってる少女。
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一番好きなバイオリン二ストは不滅のユダヤ人 ハイフェッツ。
同じロシアのくるみ割り人形の子供バイオリン大会
曲名が思い出せないけど他の子とレベルが違いすぎる。
比較するのにムターとか諏訪内さん一瞬思ったけど
彼女が言う通りハイフェッツしかいないだろーねー。
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いまは11歳になってチャン付けしない?
カナダ モントリオール フランス語
なぜ子供なのにこんなに表現力があるのか?
インタビューきいてたら読書が大好き。
論語も音読するし外国語も勉強してる。
おまけに空手もやってる。
情操教育という言葉があるけど家庭でそれをされてるんでしょう。
熟練した技術だけではたりない。
ギリシャ、ローマもイタリアルネサンスも背後に文化や思想や哲学がある。
天平の公麻呂も平安鎌倉の運慶も仏師だからこそ奇跡のような作品を残す。
ウイントンマルサリスがjazはnot me .It's us.という時
サンフランシスコの雇われドラマーのキリサーがアフロビート、グルーブ地獄から
抜け出したのは
競争の一番が最高、それ以外はくずという欧米白人のドグマから抜け出せたから。
ところががヨーロッパクラシック音楽の根源にも庶民の生命の底流が流れていて
異人種、異教徒であっても同化融合する時がある。
文化や思想、芸術はカネやモノがじゃましなければ自然と伝播していき
それを摂取、消化して血肉となることもある。
問題はいつもカネやモノだ。
それが餓死と直結してる時代や社会はし方ない。
カネ モノを独り占めしようとすれば疎まれるのは天然自然の成り行き。
その先どうなるのか?庶民はなにも言わないけど知ってる。
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つげ義春のとこでガロの編集者も言っていたように漫画、イラストレイターが
絵を描くことばかりで本を読まないのを嘆いていましたね。
ストーリーが書けない、小池一夫さんのマンガ塾も同じでした。
つげ義春は私小説から民俗学、クラシック音楽大好きでした。
対人恐怖症でも冒険家です。水木さんは戦争行って片腕なくしてますけど
つげ義春を天才と思って年下でも尊敬してましたね。
その人にとって、いい作品いい作家にであえたら人生の喜びです。
北斎見に行ってそうなればいいなー。