写楽=北斎
おなじみの歴史論争です。
netの発達、ビジュアルの大量流出
文字資料だけで飯を食ってる人にとっては死活問題。
近藤啓太郎という(日本画家めざしてた)小説家が言い出しっぺかもしれません。
お宝探偵団みたいなもんだから鑑識眼のない人が文字資料だけで
謎解きしてもしょーがない。
Amazonマーケットプレイスに500円で残ってたから注文しました。
この人は外房が気に入って移り住んだようです。漁師町の小説も書いてたのでついでに
海 (1977年) (旺文社文庫)
もたのみました.
そして作家を検索したらこんなのが出てきてついつい読んでしまいました。
読んだら続いて山本有三も房総にゆかりのある作家とかで
これもついつい見てしまいました。
国語の教科書に載るような作家と好色通俗小説を書いていた小説家の
文章だけを比べたら、グランドピアノの音の響きと MIDI音源の違いがありましょうが、どちらからも海の潮の香、海のさざめきはきこえてきそうです、、、まだ読んでないけど!
というのも、つげ義春の大原や、太海の海の紀行文読んだ延長で想像してるからかもしれません。
もっとさかのぼれば森鴎外の”妄想”も老人は
九十九里浜の南端夷隅川河口の漁師部落に別荘を持っているようです。
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妄想は北斎の富士山から写楽へ飛び、房総の海へ広がってしまいました。
いま江戸、明治、大正、昭和の面影の一片を求めて房総へ行ってもいい。
しかしそれなりの準備というかあきらめの覚悟もいるだろねー。